Apple製品大好きのトリダイです。
2026年1月27日、Appleは約5年ぶりとなる新型紛失防止タグ「AirTag2(第2世代)」を電撃発表しました。外観は初代とほぼ同一。しかし中身は大幅刷新され、「探す」体験そのものが別物へと進化しています。
第2世代UWBチップによる探索距離の拡張、Apple Watch単体での精密探索対応、スピーカー音量の強化など、派手さよりも確実に見つかることを突き詰めた正統進化です。
本記事では、発表当日の情報をもとに、AirTag 2の実力をご紹介します。

発売日と価格

AirTag2は2026年1月27日(日本時間)に発表され、順次出荷されます。
価格は初代から据え置きで、コストパフォーマンスの高さも健在です。
- 価格(Apple公式・税込)
- 1個:4,980円
- 4個パック:16,980円
- 無料の刻印サービスにも対応
- Apple Store(オンライン/実店舗)および正規販売店で購入可能
価格据え置きのまま内部を刷新する点は、Appleらしい成熟フェーズのアップデートと言えるでしょう。
前作からの変化や新機能

AirTag 2の進化は「見た目」ではなく「体験」に集中しています。主な変更点は次のとおりです。
第2世代UWBチップ(UWB2)搭載
最大のトピックが第2世代超広帯域(UWB 2)チップの採用です。
これにより「正確な場所を見つける(Precision Finding)」の有効距離が最大1.5倍(約50%)拡大。屋内や障害物の多い環境でも、より手前から方向と距離を把握でき、探索開始時の迷いが大幅に減りました。
Apple Watchで精密探索に対応
これまでiPhone限定だった精密探索が、Apple Watch Series 9 / Ultra 2以降で利用可能に。(日本ではまだ使えない模様)
iPhoneを取り出さず、手首のナビゲーションだけで矢印と距離表示による探索が完結します。荷物が多い場面や屋内探索で実用性が一段と向上しました。
スピーカー音量が最大50%アップ
内蔵スピーカーが強化され、音量が最大50%向上。
バッグの中や家具の下など、音がこもりやすい状況でも聞き取りやすくなっています。これは探索性向上だけでなく、悪用防止(ストーカー対策)という安全面の意図も含まれています。
Bluetooth性能の強化と内部設計刷新
Bluetoothチップもアップグレードされ、近距離通信の安定性が向上。
スピーカー改良に伴い内部構造も刷新され、物理的な改ざんがより困難な設計になっています。
見分けやすくなった背面刻印
背面刻印はすべて大文字表記に変更。
IP67、防水防塵、NFC、Find My対応の表記が追加され、初代との判別が容易になりました。重量は約11.8g(初代比約7%増)です。
対応機種(「探す」の対応詳細)

AirTag 2は対応OS・デバイスの条件が明確に引き上げられています。購入前の確認は必須です。
iPhone / iPad
- 必須OS:iOS 26.2.1 以降 / iPadOS 26 以降
- 精密探索(UWB 2の恩恵最大)
- iPhone 15 / 16 / 17 シリーズ(※UWB非搭載モデル除く)
- UWB第1世代対応
- iPhone 11〜14:矢印探索は可能だが距離拡張の恩恵は限定的
- UWB非搭載
- iPhone XR以前、SEシリーズ:精密探索不可(地図と音のみ)
Apple Watch
- 精密探索対応:watchOS 26.2.1 以降(日本だと未実装?)
- Apple Watch Series 9 / Series 10 / Ultra 2 以降
共通仕様
- Find Myネットワーク、紛失モード、NFCによる持ち主確認、位置情報共有は従来通り対応
- 電池はCR2032(交換式、約1年)
対応OSを満たさない端末ではAirTag 2を認識できないため、家族共有や複数端末運用の場合は注意が必要です。
まとめ

AirTag 2は「見た目は同じ、中身は別物」を体現したアップデートです。
UWB 2による探索距離の拡張、Apple Watch単体での精密探索、スピーカー強化という改良は、日常の探す行為を確実に短縮します。
一方で、iOS 26.2.1必須という条件はハードルでもあり、購入判断は手元のデバイス環境次第。価格据え置きで体験を底上げしたAirTag2は、対応環境が整っているユーザーにとって、買い替え価値の高い正統進化モデルと言えますね。

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