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元家電量販店スタッフが提案する「タイプ別家電量販店攻略法」~家電を安く購入する方法~

ケチケチデンキ
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家電量販店に勤めていると当然、お客様から「値切り交渉」は何度もされてきました。

誰しもが「安く購入したい!」ですよね。

しかし、ただ闇雲に値引き交渉をして、結果的にそれなりに値引きしてもらえたとしてもすごく時間がかかっては意味がありません。


特にお客様からの交渉で多いのが


「価格ドットコムの最安値の値段に合わせろ!」


ですが、ハッキリ言ってこの交渉は多くの場合「無意味」です。

それがなぜ「無意味なのか?」
また、無駄な時間を使わずにスムーズな値引きをしてもらう方法を具体的に提案します。

この記事を読むと分かること
  • 実店舗で価格交渉をするときの大前提
  • 家電量販店で無駄に時間をかけずに安く買う方法
  • とにかく家電量販店で限界まで安くしてもらって買う方法
目次

●実店舗で価格交渉をするときの大前提

冒頭で挙げた「価格ドットコムの最安値に合わせろ!」がなぜ、無意味かというと家電量販店には「値引きのルール」が存在するからです。

一番大きな要素は「価格を対応できる相手が決まっている。」ということです。

散財くん

チラシとかで「他店徹底対抗!」と書いてあっても下の方に※印で条件が小さく書いてあるんですよね。

値引き交渉の相手となる一般的な条件
  1. 販売形態が同じであること。(実店舗もしくは実店舗を持つネットショップ)
  2. 同じ地域(もしくは近隣の市町村)にある店舗であること。
  3. 現行品であること。(旧モデルを処分価格で販売している場合は難しいことが多い。)

この3つを満たしていないとそもそも相手にされないことが多いです。

「価格ドットコムの最安値に合わせろ!」は①や②を満たしていないことが大半なので対応が難しいのです。

●「ポイント還元」よりも「現金値引き」が得ではあるが絶対ではない。

これは多くの方がご存じかと思いますが、一般論ではポイント還元に比べ現金値引きのほうが恩恵は大きいです。


「なぜなら還元されたポイントで支払った部分にはポイントは付かないからです。」


ただ、それは同じお店において「ポイント還元率を上げてもらうか現金値引きをしてもらうか?」で同じ金額相当の値引きになる場合に限って言えることです。


「ポイント還元制度が無いお店で値引きしてもらうパターン」と「ポイント還元をしているお店」で比較するには一概にそうとは言い切れません。


なぜならポイント還元をしていないお店はそもそもポイントの概念がないので次回のお買い物にポイントは付かないからです。

正直、小さな小物などは元値がポイント還元があるお店も無いお店も「価格」自体に大きな差はほぼありません(ポイント還元率も低い)ので、そういった消耗品にポイントを使えばいいだけのことです。

「ポイント還元をしてもらう」=「またそのお店でポイントを使うことになる。」

ということなので、「今回の買い物の為だけに利用するお店で次回以降は来店するか不明。」という場合には現金値引きのほうがサッパリしているかもしれませんね。

●交渉は面倒という人向け:家電量販店で最低限の労力でそれなりに安く購入するワザ

  1. 自宅に入っている家電量販店のチラシがあればチェックする。
  2. 欲しい商品の価格ドットコムの価格を見て、最安値を控える。
  3. 価格ドットコムの価格のランキングの中の家電量販店(行ける範囲内に実店舗のある)の通販サイトの価格を全て確認する。
  4. ①②③の価格を比較して、納得の行く価格なら実店舗へ足を運ぶ。あまりに価格差が大きいなら、物によってはネットで購入。
  5. 出向く店舗は①と③の中で一番安い価格を出している店舗。店頭価格がその店舗のネット通販サイトの価格より高ければ、価格を合わせることができないか店員さんに聞く。
  6. ⑤と併せて自分が検討している製品と同性能かそれ以上でお買い得なモデルがないか聞いて最終判断。

これなら店員さんに話をするのが苦手な方も1回交渉すればいいだけですし、店頭価格としてムダに高い価格で購入することにはなりません

場合によっては家電量販店に結局出向かず④ステップで終わるケースもあります。

●時間と手間を多少かけても安く店頭で買いたい人向け:家電量販店で限界まで安くしてもらって買う方法

途中までは 「交渉は面倒という人向け 」と動きは同じです。

  1. 欲しい商品の価格ドットコムの最安値を控える。
  2. 自分の行動範囲内のお店、3店舗くらいに目星をつける。
  3. 各店舗で「その店舗のネット価格」や軽い交渉をして価格を出してもらう。出来れば「見積もり」、無理なら店員さんの名刺裏に価格を書いてもらう。(↓下の詳しいやり方参照)
  4. 3店舗周って一番安いお店、もしくはネットのお店で購入しても良いが、「最安店舗の価格を見せればさらに安い値段を出してくれそう。」とか「自分が愛用しているお店で出来れば購入したい。」という要望があるなら最後にそのお店に行ってもいいとは思います。(↓下に注意点あり)
  5. 以上をふまえてネットで購入したほうがいいのか、量販店で購入したほうがいいのか最終のご判断いただくのがいいと思います。
③の詳しいやり方
  1. 回る順番は事前に調べた範囲で1番安い店舗から周り、次の店舗の価格が高いなら前の店舗の価格に対抗できるか聞いて次の店舗へ行く。
  2. 見積もりには値引き対応後の価格を記載しない場合もありますが、「見積もりがないと価格対応自体しない!」という店舗もあるので、名刺裏への記載と併せて用意してもらうといいと思います。
  3. 日付をあまり空けると見積もりをもっていっても「そんな前の価格情報じゃ…」となるのでできれば「その日のうち」に、長くても「1週間」それ以上時間をかけると対応不可になる場合があります。
  4. 単体としての価格と併せて、自分が使えそうなキャンペーン(店独自のクレカなどに加入すると割引をしてくれたりします。)や同時購入すると割引を上げてくれるような商品はないか確認するといいです。
    特に「送料」、「保障内容」、「設置料金」、「納期」などは確認必須です。逆にインターネット同加入の特典はどこの店舗も扱うサービス(キャリア)が同じなら値引き額ほぼ同じなので、優先度は低いです。
  5. 伝え方としては「いつまでに必ず買う!」という期間を明示することです。特に「今日買う!」は強いです。家電量販店としてはその日の売上にしたいのと、他店の売上にしたくないので。
④の注意点

ただし、無限に価格を戦わせるような巡回をしても時間と労力に見合うだけの対応は得られないと思いますし、下手したら提示してもらった価格すら通らなくなることがあるので注意です。

●私が実際に行った交渉例

私は昨年、ドラム式洗濯機を購入しました。

購入したのはPanasonicの「NA-VX800AL」です。

※下記の価格コムの画像は2021/08/29時点のものです。

最終的に私が購入した価格はヤマダ電機で

項目 内容
本体価格 221,000円(税込)
ポイント還元 無し
保証 6年保証(追加料金なし)
配送設置 有り(追加料金なし)
支払い方法 クレジットカード
その他関連サービス インターネット加入 30,000円引き
総支払額 191,000円

現在の価格ドットコムの価格よりトータルで考えればかなり安いと思いますし、過去の最安値と比較しても悪くない値段だと思います。

当時、引っ越しのドタバタや転職したばかりでドタバタしていたのですが、最終的には3店舗周りました。

実際にしたこと(価格交渉)
  1. 会社の帰り道にあるケーズデンキにて、「今週中には必ず成約する!」と伝えて価格ドットコムとケーズのネット販売価格と店頭価格を比較しながら話をして価格を出してもらった。店頭価格は250,000円ほどだったが、221,000円の価格をすぐに出してくれ、名刺裏に価格を記入してくれた。
  2. 週末にビックカメラに行き価格を聞いたが「見積もりがないと対応できない。」とのことで他の商品をすすめられた。店頭価格は約280,000円(ポイント10%)だった。
  3. 次にヤマダ電機に行きケーズデンキの価格に合わせれるか聞いたら比較的すぐに合わせてくれた。店頭価格は約270,000円(ポイント10%)ほどだった。
  4. ネットの加入もあったため、ネットの値引きを聞いたらヤマダのほうがケーズよりも、あつかっている会社(キャリア)が多く、値引きもシンプルなものがあったのでヤマダにて購入することにした。
  5. ヤマダ電機は自宅から近いこともあり、今後トラブルが起きても話がしやすいことも決め手になった。
散財くん

後日談ですが、最初にさっと対応してくださったケーズデンキの店員さんにはケーズデンキの問い合わせフォームからお礼の文面を送らせて頂きました。

●まとめ

最低限必ず確認すること

  1. 価格
  2. 送料、設置費用や保障内容など
  3. ネット加入や同時、まとめ買いでさらに安くなる要素はないか。

以上をトータルしてネットと実店舗を比較するといいと思います。

大切な考え方

タイムイズマネー!必要以上にゴネても時間ばかりかかるし、労力の無駄。

落とし所を素早く見出すことが賢い買い物の仕方。

この記事を参考に良いお買い物ができれば幸いです。

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ケチケチデンキ

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