手が小さくてすぐに手を痛めるのトリダイです。
長時間のPC作業で手首や腕に疲れを感じたことはありませんか?
私自身もブログ執筆やデスクワークを続けるうちに、普通のマウスでは手首や腕が痛くなることがありました。
そして、行きついたアイテムがLogicoolの「MX Anywhere 3S」です。

コンパクトサイズながら非常に多機能でカスタマイズもできる優秀なマウスで気に入っててこのシリーズをずっと愛用しています。
とはいえ、流行りのトラックボールマウスやMagicトラックパッドを試さなかったわけではなく、それらも試したのですがやはり手や腕が痛くなるんですよね。
そんな中、今回、たまたまメーカー様より縦型エルゴノミクスマウス「ProtoArc EM11 NL」の試用機会を頂けたのでレビューしていこうと思います。新たな境地が開けるかもと期待をしています。

このマウスはおにぎり型ボディでMac/Windows両対応。静音クリックや最大3台のマルチデバイス接続など、現代の働き方に寄り添った機能が詰まっています。この記事では、開封から使用感まで率直にお伝えできたらと思います。
<PROFILE>
- 元家電量販店スタッフ
- Mac・通信コーナー責任者
- Mac使用歴15年以上
- Apple Sales Professional
- ズボラ、手が小さい、皮膚弱い、イヤホンが苦手
- 長時間のパソコン作業で手が痛くなる人
- マウスに多くの機能を求めない人
- WindowsとMacなど、複数デバイスを使用している人
基本スペック

まずは公式仕様を確認してみましょう。
- 接続方式:Bluetooth / 2.4GHzワイヤレス(USBレシーバー付属)
- 接続台数:3台
- バッテリー:USB-C充電式、長時間駆動
- 対応OS:Mac / Windows
- DPI切替:3段階調整可能(1000 / 1600 / 2400)
- ボタン数:計5個(1つはDPI切替)
- 静音設計:左右クリックは静音タイプ
- 接続台数:最大3台(切替スイッチで簡単に変更可能)
- サイズ感:小〜中サイズの手に適した設計
- 重量:サイズの割には軽量
シンプルながらも必要十分なスペックを備えています。
しいて言えばカスタマイズ性が低いことが惜しいところですね。

専用アプリとかがないのでカスタマイズができない
デザインと質感


見た目はシンプルで無駄のないデザイン。表面はマットな質感で、指先が滑りにくくグリップ感があります。縦型特有の握手をするような形は、最初は少し不思議な印象ですが、少し使えばある程度は慣れてきます。



マットでサラサラした質感なので触っていて気持ちいいですね!
LEDのような派手な装飾はなく、落ち着いた雰囲気なので、ビジネスシーンでも違和感なく使えるのもポイントです。
同梱物




開封すると、中には以下が入っていました。
- EM11 NL本体
- USB-AtoC充電ケーブル
- 2.4GHz USBレシーバー
- クイックスタートガイド(多言語対応、日本語あり)
最初から必要なものは揃っているので、開封後すぐに使い始められます。
セットアップと接続


初期設定はとても簡単です。マウス底面で接続方式を選び、デバイス側にUSBレシーバーを差し込むか、Bluetoothメニューから「EM11 NL」を選ぶだけ。
3台まで登録できるので、Mac、Windows、iPadみたいな感じにペアリングできます。複数デバイスを切替ボタンを押すだけで瞬時に接続先が変わるのも非常に便利です。
使用感


実際に数日間、執筆作業やブラウジング、簡単な画像編集で使ってみました。
まず一番に感じたのは、手首のひねりが少ないため長時間作業でも疲れがたまりにくいという点です。通常の水平マウスでは、どうしても手首を内側にひねった姿勢を強いられますが、この縦型では自然に握手するような角度になるため手を痛めにくいようです。


ですが、慣れもあるとは思いますがスクロールホイールが扱いにくかったり、サイドの戻る。進むボタンがかなり押しにくかったりして、作業効率は落ちる気がしました。
なにより、私は色んなショートカットや割り当てをこれまではマウスにしていたので、それが使えなくなることは不便でした。


クリック音はしっかり押した感触がありながらも静か(ただし、静音なのはメインの左右クリックのみ)で、夜間作業やカフェなど周囲を気にする場面でも快適に使えます。ホイールのスクロールも滑らかではありますが、上でも書いた通り慣れが必要ですね。
サイズ感については、私の手ででも問題なく使用できました。しかし、この縦型のマウスに慣れないせいかマウスカーソル移動は少しもたつく感じはしました。


最後に、バッテリーの持ちについてですが、かなり長持ちします。
数日連続で使ってもまだ十分に余裕がありますし、USB-Cでの充電も素早くできるのでここは安心ポイントですね。



充電しながら使用することも可能です。
メリットとデメリット


実際に使って感じたポイントを整理します。
メリット
- 手首への負担が軽減される
- 静音クリックで周囲を気にせず作業できる
- 3台同時接続で在宅・外出・仕事用を切替可能
デメリット
- 初めて縦型マウスを使うと慣れるまで数日かかる
- ボタンカスタマイズができない
まとめ


ProtoArc EM11 NLは、「長時間作業でも手首がラク」「マルチデバイス環境で使いやすい」という2つの大きな強みを持つ縦型エルゴマウスです。
派手さはないものの、必要な機能をしっかり押さえており、コストパフォーマンスにも優れています。
✔ 長時間のデスクワーク中心で手首の負担を軽くしたい人
✔ MacとWindowsを併用したり複数デバイスを利用している人
✔ 静音なマウスを探している人
こうした方には、おすすめできる一台でした。
それでは、良いお買い物を!
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