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SOUNDPEATS Air5 Pro+(Plus)完全レビュー|前作から劇的進化したコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンを徹底解説

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ケチケチデンキ

ケチケチデンキ

月間売上1千万以上売り上げていた元大手家電量販店スタッフ。「Apple Sales Professional」取得
Apple、Logicool、DELL製品が好き。ガジェットやツールで生活をお得に便利にできるアイテムをレビューをしています。

執筆者

SOUNDPEATSといえば「価格以上の音と機能」で定評のあるオーディオブランドだ。
以前に私もレビューしたことがある Air5 Pro は、ノイズキャンセリング・音質・アプリ対応と三拍子揃った名機として評価が高かった。

そして今回、その後継モデルとして登場したのが SOUNDPEATS Air5 Pro+(Plus)
結論から言うと、このモデルは「正統進化」という印象を強く感じた。
本記事では、Air5 Pro+の基本性能から前作との違い、装着感や音質まで、実際の使用感ベースでわかりやすく解説していく。

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この記事はSOUNDPEATS様より試用機を頂きレビューを行っています。

目次

基本スペック・特徴:Air5 Pro+は何がすごいのか

SOUNDPEATS Air5 Pro+は、高性能ノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンだ。
特徴を一言でまとめると、「日常使いに必要な要素を全部盛りにしたモデル」である。

項目機能
価格約15,380円前後(通常価格)
カラバリブラック
接続Bluetooth標準規格 Ver5.4
コーデックSBC / AAC / LDAC / aptX Adaptive / aptX Lossless / LC3
マルチペアリング対応(最大2台同時接続)
マルチポイント対応(2台)
連続再生時間約6時間(イヤホン本体/ANC OFF時)
ケース併用:約30時間
片耳再生対応
重さ片耳 約5g
本体サイズ(縦・横・高さ)mm x mm x mm
防水性能IPX5
専用アプリあり
ワイヤレス充電非対応

主なポイントは以下の通り。

  • アクティブノイズキャンセリング(ANC)対応(最大約55dB)
  • MEMSドライバー搭載で広くて深みのある音質を実現
  • 高音質コーデック対応で、価格帯を超えた音質
  • 専用アプリで細かなカスタマイズが可能
  • マルチポイント対応で2台同時接続が可能
  • 低遅延モード:約60ms ゲームモード対応

特に注目したいのは、この価格帯でここまで機能を詰め込んでいる点だ。
「完全ワイヤレスイヤホンは高いものが正義」と思っている人ほど、良い意味で裏切られるだろう。

付属品、同梱物

外箱は謎に高級感が!

同梱物

同梱物はいたって普通

  • ユーザーガイド
  • アプリガイド
  • キャラクターシール
  • USB-AtoCケーブル
  • 交換用イヤーチップ(S,M)

交換用イヤーチップは元々本体へ装着されているものが一番大きいLサイズが装着されています。

イヤーチップ

最初に搭載されているイヤーチップで圧迫感を強く感じる人は、小さめのものに付け替えると不快感が少なく長時間使いやすくなると思う。

前作Air5 Proとの比較:買い替える価値はある?

左Air5Pro+、右Air5Pro
左Air5Pro+、右Air5Pro

Air5 Pro+は、前作Air5 Proの完成度をベースにしながら、細かな不満点を丁寧に潰してきた印象だ。

ケチケチトリ

見た目はカラーリング以外はほとんど一緒だ!

項目Air5 ProAir5 Pro+
価格約9,980円前後(参考)約15,380円前後(参考)
カラバリブラック / ホワイトブラック(主に)
接続Bluetooth 5.4Bluetooth 5.4
コーデックSBC / AAC / LC3 / LDAC / aptX / aptX Adaptive / aptX LosslessSBC / AAC / LC3 / LDAC / aptX / aptX Adaptive / aptX Lossless
マルチペアリング対応対応
マルチポイント対応対応
連続再生時間イヤホン:約7.5時間ケース込み:約37時間イヤホン:約6時間ケース込み:約30時間
片耳再生ありあり
重さイヤホン:約4.8gケース:約50.3gイヤホン:約5.0gケース:約51.1g
本体サイズ(縦・横・高さ)ケース:66.88×48.33×26.92mmケース:66.88×48.33×26.92mm
防水性能IPX5IPX5
専用アプリPeatsAudio(対応)PeatsAudio(対応)
ワイヤレス充電なしなし
ドライバー構成10mm ダイナミックドライバーMEMSドライバー + 10mm ダイナミック(ハイブリッド)
ノイズキャンセリングAIアダプティブANC 最大55dBAIアダプティブANC 最大55dB
外音取り込みありあり
低遅延モードあり(ゲームモード)あり(ゲームモード)
  • 音の解像感が一段階向上(特にこの点の差が大きい)
  • ノイズキャンセリングの効きがより自然に
  • 接続の安定性が改善
  • アプリ周りの操作性が洗練

大きく方向性が変わったわけではないが、日常で使い続けたときの満足度は確実に上がっている
Air5 Proをすでに持っている人でも、「音質重視」「快適さ重視」なら買い替え候補になる。

Air5 Pro+の総合評価

評価

それでは総合的な評価をまずはつけました。

比較項目5段階評価
音質
(4.5 / 5.0)
マイク品質
(3.5 / 5.0)
本体の操作性
(4 / 5.0)
装着感(不快感の無さ・取り回し)
(3.5 / 5.0)
機動性(防水・外れにくさ)
(4 / 5.0)
ペアリングのしやすさ(切り替え含む)
(3 / 5.0)
アプリの使用感
(4 / 5.0)
総合評価平均
(3.9 / 5.0)

同社のAir5Proと比較して音質に深みが増した印象ですね。

低音域の解像感がかなりグッとアップしていますね。

装着感:カナル型だが軽くて違和感が少ない

Air5 Pro+の装着感は、かなり優秀だと感じた。
イヤホン本体が軽く、耳への収まりも良いため、長時間使用しても疲れにくい。

  • カナル型だが圧迫感が少ない(物理的な圧迫はあるが)
  • 歩行中や作業中でもズレにくい
  • 初心者でも違和感なく装着できる

もちろんオープンイヤー型と比較すると圧迫感はあるが「完全ワイヤレスイヤホンは耳が痛くなる」という人でも、試す価値は十分にある。

あと、音質に癖が少ない(低音が強すぎたり、高音が強すぎたりしない)点も長時間装着の快適さにつながっているとも感じた。

音質:価格帯を忘れさせるバランスの良さ

音質チェック

音質は、SOUNDPEATSらしく非常にバランス重視だ。

  • 低音:量感は控えめだが締まりがよく疲れにくい
  • 中音:ボーカルが近く、聴き取りやすい
  • 高音:刺さらず、長時間聴いても疲れにくい

ドンシャリ系ではなく、「どんなジャンルでも無難に良い音」で鳴らしてくれるタイプ。
YouTube、サブスク音楽、映画視聴まで幅広く対応できる万能型だ。

以前にレビューした同メーカーの同じ価格帯のH3よりも中高音域の解像感が高く、日常使いならば圧倒的に満足度が高いと感じた。

音のクリアさ
不鮮明
鮮明
音の分離感
ぼんやり
明瞭
低音の響き
弱い
強い
高音の聞こえ方
不鮮明
鮮明
ケチケチトリ

非常にバランスが良い!⭕️
音の解像感もこれまでのモデルよりも1ランク上がった感じがします!

ノイキャン性能:騒音はバッチリ抑制する

ノイキャンは4種類

ノイズキャンセリングは3種類から選択できる。

  • 適応型・・・状況に合わせて柔軟にノイズを除去
  • 室内・・・ほどほどにノイズキャンセリング
  • 屋外・・・かなり強力にノイズ除去
  • 屋外交通・・・車の走行音などもしっかり除去

ザックリいうとこんな感じだ。

実際に筆者も様々なシチュエーションの騒音を流して聴き比べてみた。

色々なシチュエーションの騒音を流してみた

この機種のノイキャンと言っても基本的にはノイズの除去のみで耳栓のような効果を期待してはダメ。

人混みのガヤガヤなどは抑えられるが無音にはできない、車の走行音も同じくだ。
ただ、エアコンや扇風機のモーター音や風切り音はほぼ無音に近いレベルまでカットしてくれる。

次に、それぞれのノイズキャンセリングの機能差だが、その差は微々たるものと感じた。

室内型と屋外で少しノイキャンの強さが変わったことはわかるが、聴き比べてギリギリわかる程度。屋外と屋外交通ではほぼその差はわからないだろう。

ケチケチトリ

もちろん、細かい環境や特定のノイズに対しては差が出る場合もあるかとは思う。

マイク音質:オンライン会議でも安心

Air5 Pro+はマイク性能も安定している。
通話やオンライン会議で使っても、声がこもりにくく、相手にしっかり届く印象だ。

前作よりも音がクリアになったというよりは自然な音質になったという印象を受けた。

  • 周囲の雑音を抑えてくれる
  • 屋外通話でも実用レベル
  • テレワーク用途にも十分対応

ただし、ノイズがある環境でのマイク音質は前作もそうだったが違和感がモロに出る印象だ。

しかも、よく聞くと小さな騒音がバックで流れているのもわかるので、マイク自体のノイズキャンセリングはそこまで強くない印象。

なので、テレワークなどそこまでノイズが入らない室内などで利用することがベストシーンだと感じた。

アプリなどによる調整:初心者でも触りやすい

アプリトップ画面
アプリトップ画面
操作カスタム
操作カスタム

専用アプリを使えば、Air5 Pro+の実力をさらに引き出せる。

  • イコライザー調整
  • ノイズキャンセリングの切り替え
  • タッチ操作のカスタマイズ
  • 音質の調整

UIもシンプルで、イヤホン初心者でも比較的直感的に使える設計だ。
細かい設定が苦手な人でも安心して触れる。

音質調整

ただ、今まではアダプティブイコライザーをお勧めしていたが、今回は下の4つのプリセットから選んだ方が音がクリアで聞き取りやすいと感じた。

アプリのその他の機能
そのほかの機能

そのほかにもイヤホンを無くした時に最後に使った場所を元に地図上で場所を探したり、イヤーチップを交換した際などにも役立つ「装着テスト」や水がイヤホンにかかった際の「排水機能」などかなり豊富な機能を備えている。

まとめ:SOUNDPEATS Air5 Pro+はこんな人におすすめ

SOUNDPEATS Air5 Pro+
総合評価
( 4 )
メリット
  • 音域の幅が広く聞き疲れもしにくい
  • カナル型の割には長時間利用時の不快感が少ない
  • 本体の操作性が良い
デメリット
  • 前作からのアプデポイントがもっと欲しかった
  • ワイヤレス充電が欲しい
  • ノイキャンの種類にもっとガツンと無音になるレベルのモードも欲しかった
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SOUNDPEATS Air5 Pro+は、
「コスパ重視だけど妥協はしたくない人」に最適な完全ワイヤレスイヤホンだと感じた。

  • 初めてノイズキャンセリングイヤホンを買う人
  • 2,3万円するハイエンドイヤホンを購入するには少し抵抗がある人
  • 音質・機能・価格のバランスを重視したい人

前作の良さを活かしつつ、確実に進化したAir5 Pro+。
この価格帯で選ぶなら、有力候補のひとつであることは間違いない。

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