今やドラム式洗濯機は「時短家電」「生産性を上げる家電」として非常に人気の家電となっています。
でも種類も多く、どのメーカーのものを選べば良いか悩みますよね。
私も去年の暮れに購入したのですが、選ぶのにメチャメチャ苦労しました!
でも、苦労して選んだこともあり、我が家では手放せない家電となりました。
- 家電量販店で多くの家電を毎日販売してきた元家電量販店スタッフの目線から
- また、去年、私自身も購入前にネットやカタログを使って調べた者として
その時に参考になった情報をこの記事ではまとめましたので、「ドラム洗濯機選び」の参考にしてください。
- ドラム式洗濯機のメーカー別の特徴がわかる。
- ドラム式洗濯機購入の際に必ず押さえるべきポイントがわかる。
「ドラム式洗濯機」と「縦型洗濯機」の違いは洗浄力と乾燥機能
比較されるこの2種類の洗濯機ですがそれぞれの特徴があります。
人によっては「ドラム式洗濯機よりも縦型の方がいい。」という人もいると思います。
「ドラム式洗濯機」のメリット・デメリット
「縦型洗濯機」のメリット・デメリット
洗濯物を「干す」作業は時間もかかりますし天気にも左右されるので、効率的・時短ができるドラム式が人気ですね。
ドラム式洗濯機 メーカー別比較
洗濯機を選ぶ際に1番最初に悩むのが
「どのメーカーを選んだらいいの?」
という疑問です。
そこで、各メーカーの特徴を各メーカーサイトなどを参考に比較してみました。
基本機能一覧表(最上位機種)
メーカー | 洗浄機能 | 静穏性 | 乾燥機能 | 洗濯&乾燥時間 | 光熱費 洗濯~乾燥 | 洗剤・柔軟剤 自動投入 タンク容量 | 自動投入の メンテナンス性 | 価格 | 口コミ | メーカーサイト |
黄ばみなどのしつこい汚れを落とすモードがある。 ※そのモードは洗剤も多く使い時間もかかる | 平均的 | ヒーター式だが熱を循環させ、モーターの熱をリサイクルすることで電気代を抑える。 | 142分 | 約40円 | 多い | 取っ手がある | 平均的 | ・しわが少ない ・ほこりがたまりやすい ・小物が挟まりやすい ・下水臭が強い | 詳細を見る | |
細かく温水洗濯を調整できる。 ただし、洗浄力を強めにすると洗濯容量が減る。 | 脱水音が大きい | ヒートポンプ式 ※Cubleシリーズはヒーター式 | 98分 | 約38円 | 柔軟剤が少なめ | 取り外しにくい | 高い | ・性能面でのバランスがいい ・値段が高くコスパが悪い ・脱水音がうるさい | 詳細を見る | |
Ag+抗菌水を使って衣類の抗菌機能を高める。 Panasonic同様に細かく温水洗濯のモードを選べる。洗浄力を強めると容量が減る。 | 乾燥音が大きい | ヒートポンプ式 | 108~200分 | 約46円 | 多い | 取り外しにくい | 安い | ・サイズが大きいものが多い ・コスパがいい ・乾燥音がうるさい ・小物が隙間に入りやすい | 詳細を見る | |
SHARP | Panasonicや東芝同様に温水洗濯の強さを選べるが、35度までしか対応していない。 ※他社は60度 | 全体的に静か | ハイブリッド乾燥 ※ヒートポンプ+サポートヒーター | 155分 | 約38円 | 少なめ | 取っ手がある | 安い | ・コスパがいい ・サイズが大きいものが多い ・静穏性が高い ・乾燥ダクトの自動掃除が良い ・乾燥フィルター自動掃除は不評 | 詳細を見る |
メーカーごとの特徴
次に各メーカーの口コミなどの情報を元に各メーカーのメリットとデメリットをまとめましたので、メーカー選びで悩んでいる人は参考にしてください。
予算が許すならバランスのいいPanasonicがおススメです。
日立
Panasonic
東芝
SHARP
購入時に必ず確認すべきポイント
どのメーカーの製品を選ぶにしても「必ずここは確認した方がいい」というポイントがありますので、以下の内容を必ず購入前に確認してください。
洗濯容量≠乾燥容量
洗濯~脱水までの対応容量と、乾燥までを含めた対応容量は同じではありません。
乾燥容量は洗濯容量の7・6割程度なので、常に乾燥するのならば、購入する際には乾燥容量を目安に容量選びはされた方がいいと思います。
ちなみに1人1日分の洗濯物量は約1.5kgが目安と一般的には言われています。
つまり、3人家族だと1日で4.5㎏の洗濯物がたまりますので、2日に1回洗濯をするにしても、すでに乾燥容量を超えるので、毎回乾燥までするご家庭だと、各メーカーの最大容量のものを購入することをおすすめします。
本体サイズ
設置場所はもちろんですが、ご自宅の玄関、洗濯機の設置場所までの経路で本体が通れないところが無いか?を事前に測ってください。家電量販店でカタログもらう、公式サイトなどでも確認できます。
購入した後に搬入ができないケースになると最悪、商品の選び直しになるケースもあります。
過去に追加料金を支払ってもらって、窓からクレーンで釣り上げて入れた。という話を同僚から聞いたことがあります。
家電量販店などでは事前に経路や設置場所のサイズを測ってくれる出張サービスもあるので、購入店で確認してみてください。
ドアの開閉の向き
ドラム式洗濯機には右開きと左開きのドアがあります。
多くの機種で選べるようになっていますが、選べない機種も一部あります。
「どちらでもいいんじゃない?」
と思う人もいるかもしれませんが、設置場所のレイアウト次第では非常に需要なポイントになってきます。
下の見取り図のレイアウトで右開きのドラム洗濯機を置いた場合。
洗濯機のドアが赤い矢印の方向に開くので、ドアの向こう側に回り込んで洗濯物を入れないといけなくなりますよね?
さらに、壁との幅が狭いとドアの上から洗濯物を入れるか浴室側から洗濯物を入れることになります。
つまり、この場合には左開きのものを選ぶ必要があります。
予算が許すなら欲しい機能
以下の機能は「洗濯」そのものとは直接関係はありませんが、あると非常に便利な機能です。
しかし、上位モデルにのみ搭載されている機能も多いので、予算と相談を是非してください。
洗剤自動投入
洗剤や柔軟剤を選択のたびに測らなくても、自動で適正な量を投入してくれる機能です。
個人的に、この機能は本当にオススメしたい機能です。
- 自動的に入れてくれるので図る手間や投入する手間を一切省ける。
- 適切な量を投入してくれるので無駄に多かったり少ないということがない。
- 洗濯機の周りに洗剤のボトルを置かなくてよくなる。
- 詰め替え用を毎回買えばいいので経済的。
スマホ連携
個人的にはそこまで重要では機能ですが、人によっては凄く便利な機能になります。
例えば「残業や急な予定で帰宅時間が予定よりも遅くなった!もしくは早くなった。」という場合にも外出先から時間を調整して帰宅するころに洗濯が終わるようにセットしなおすことができます。
また、洗濯終了のお知らせや、洗濯の履歴やメンテナンスの通知などにも対応しているので、忙しい方には便利な機能です。
まとめ
今回は人気の家電、ドラム式洗濯機についてメーカー別の特徴や選ぶ際の特に注意するポイントについて解説しました。
大きな買い物にもなりますし、買い方を失敗すると後の対応も大変な家電です。
しかし、自分に合ったものが購入できると生活が一気に変わる!といってもいいくらいの恩恵がある家電になります。
必ず家電量販店などで実物を見て、配送設置なども含めて店員さんにも相談をして購入することをお勧めします。
それでは、良いお買い物を!
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