キーボードにハマっているトリダイです。
先日購入したメカニカルキーボードKeychron(キークロン)Q1Maxですが、非常に多機能で優秀ではあるのですが個人的に気になるポイントがいくつかありました。
- エンターキーやバックスペースキーなど大きめのキーの反響音が気になる
- キーが軽すぎて打ち心地が不満
- KSAプロファイルのキーキャップが自分には合わない
- 本体の角度調節ができない
これらの不満を解消したいと思ってYouTubeなどで検索をしたものの、分解して吸音フォームを敷いて…など非常にハードルが高いものが多かったです。
分解して配線などを切ってしまったり、基盤を壊してしまうのは怖いですよね
そこで今回は、分解をしなくて良い誰でもできる静音化や使い勝手をぐっと上げる手法をご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
大袈裟じゃなく今回の対策をするだけで、メチャクチャ良くなりますよ!!
- 今のキーボードの打鍵音や使い勝手に不満を感じている人
- カスタムキーボードの購入を検討しているけど自分に合わなかったらどうしようと悩んでいる人
- 打鍵音や打鍵感を改善したいけど、分解まですることに抵抗を感じている人
<PROFILE>
- 元家電量販店スタッフ
- Mac・通信コーナー責任者
- Mac使用歴12年
- Apple Sales Professional
- ズボラ、手が小さい、皮膚弱い、イヤホンが苦手
結果:対策を行う前と後の変化を紹介
今回はエンターキーを指標にしました
動画だと少しわかりにくいかもしれませんが、特に反響音を抑えることに成功しました!
KSAプロファイルが非常に使いにくくて、キーキャップを交換することが第1目的だったので、キークロン公式でOSAプロファイルのキーキャップを購入しました。
やはり初期のキーキャップは質が良く、交換したら反響音は大きくなりましたね。
今回はキーキャップを変えて使用感を向上しつつ、それによって起こるようになった反響音の増加を抑えることを目的としていきます!
行った内容と必要な商品・道具
- キーキャップやキースイッチの変更
- ウレタンスポンジを貼り付ける
- 静音リングを付ける
- ルブする(潤滑油を塗る)
以上の作業を行ないました。
今回使用したアイテム
それではそれぞれの工程で行ったことを、詳しく解説します。
静音化として行った4つの作業を紹介
一旦全てのキーキャップを外します。
Q1Maxはキーキャップやキースイッチを外す道具が付属していたので、それをそのまま使用できるのもありがたいですね。
外したキーキャップは綺麗に並べておくと、キースイッチを再利用する際には便利ですね。
自分はこのまま厚手のラップで巻いてプラケースに入れて保管しています。
全て外し終えたら、新しいキースイッチを差し込みます。
真っ直ぐ差し込まないと、すぐにピンが曲がるので気をつけてください。
白いキーキャップが付いている方がデフォルトの状態で、全体的に真っ黒なキーキャップがついている方が入れ替え後です。
めちゃくちゃ雰囲気変わるね!
今回交換したOSAプロファイルはキーの高さはOEMプロファイルと全く同じなので、比較的全体がフラットな形状なので個人的には非常に打ちやすくなりました。
今回、反響音がする理由の1つにキーキャップが薄いこともあると考えました。
Q1Maxに最初から付属していたキーキャップは明らかに厚みがあって反響しなさそうでしたしね!
今回使用したのは2mm圧のウレタンスポンジです。
キーキャップの足の長さを購入することだけ注意してください!
まずはスポンジを枠通りにハサミで切り出しました。
その後に、ぐっと押しつけることで型がつくので、皮ベルトなどにベルト穴を開けるドリルや千枚通しで穴を開けました。
※穴は小さ目に開けること
穴は小さめでむしろ良くて、穴をピンセットで広げてつけることで、テープなどを利用しなくても穴を挟み込む力で、固定ができます。
最後に真ん中部分のキースイッチがはまる部分は切り取らないとキーが押し込めなくなるのでそこはカットします。
こんな感じです。
先ほど、切り取ったキースイッチと直接ふれる部分にシリコン製の静音リングをはめ込みます。
ゴムの輪っかを軸に被せる感じです。
静音リングは効果は大きいのですがキーのストロークが大きく変わったり、打鍵感自体が大きく変わることもあるので付けない選択肢もアリです。
逆に1つ付けただけでは効果が感じられない場合には2つ付けてもいいので、自分の環境に合わせて調整をしてくださいね。
簡単に付け外しできるので色々調整しながら使ってみるといいかもね。
キースイッチのスレる部分に潤滑油を垂らして馴染ませんる作業です。
今回自分が購入したキースイッチは工場出荷時にルブ済みなので本来はする必要はないです。
最近は私が購入したキースイッチのようにルブ済みのものも多いので、気になる場合にだけすればいいと思います。
【番外編】キーボードに角度を付けて打ちやすくする
Q1Maxは本体が元々、すこい分厚いので角度調節足は付いていません。
ですが、個人的にはもう少し角度が欲しいところだったんですよね。
先日購入したV1Maxは角度調整足が付いていて、同じくらいの角度が欲しいと思いました!
購入したアイテム
- ゴム足(12mm)
- アクリル両面テープ(百円ショップセリアで購入)
付け方は簡単で、ゴム足の底面に両面テープを貼って両サイドのゴム足付近につけるだけです。
はみ出た部分はハサミでゴム足の形に沿うように切り取れればOKです!
これで大体、V1Maxと高さも同じになったので同じ感覚で打鍵することができるようになりました!
まとめ
今回はメカニカルキーボードの静音化を簡単に分解なしでできる方法を4つご紹介しました。
- キーキャップやキースイッチの変更
- ウレタンスポンジを貼り付ける
- 静音リングを付ける
- ルブする(潤滑油を塗る)
分解するのはハードルが高いけど、少しでも打鍵感を向上させて快適なタイピングをしたいという人には非常にオススメです。
それでは良いタイピングライフを!
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