音楽は好きですがイヤホンが苦手なケチケチトリです。
一般的なイヤホンを使うと
- 長時間装着していると耳が蒸れて痒くなる。
- イヤホンの振動で耳が痒くなる。
- そもそも、耳に物が入るのが違和感
このような状態になることが多くて、いろいろな耳に入れないイヤホンを探していました。
その結果、最初にたどり着いたのが「骨伝導イヤホン」です。
しかし、このイヤホンには1点だけ不満点がありました。

このツルの部分が・・・


寝転んで動画を見たり音楽を聴きたい時にとても邪魔なんです。
そこで耳に入れない完全ワイヤレスイヤホンを探した結果、いきついたのが今回レビューする
「ambie sound earcuffs (アンビー サウンド イヤカフ)AM-TW01 」です。


結論から言うと、シンプルな使い方をするならすごく良いが、多機能を求めると物足りない。
そんなイヤホンでした。詳しくはこの後の私の使用感レビューを読んでみて下さい。
- 従来のイヤホンが合わない人
- 家事や育児をしながら音楽や動画コンテンツを楽しみたい人
- イヤホンをつけていることを忘れるくらいの付け心地をイヤホンに求める人
「ambie sound earcuffs (アンビー サウンド イヤカフ)AM-TW01 」の仕様


まずは基本的な性能を紹介します。
この形だからといって妥協のない性能となっています。
基本性能
項目 | 機能 |
---|---|
カラバリ | ホワイト、ブラック 他6色は特定のショップ限定 |
接続 | Bluetooth標準規格 Ver5.2 |
コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive |
連続再生時間 | 再生時間6時間。 ケース充電併用で最大18時間 |
片耳再生 | 対応 |
重さ | 片耳 約4.2g |
本体サイズ | 20.9mm x 27.9mm x 14.1mm |
防水性能 | IPX5 |
専用アプリ | あり |
ワイヤレス充電 | 非対応 |



Amazonなどで購入できるのはブラックとホワイトのみ。他の色は公式サイトや特定のショップ限定となっています。





イヤホンとしての性能は最新コーデックにも対応しているので、低遅延、高音質な音源を再現できる優れもの。
コーデックや防水性能などの基準を知りたい人はこちらの記事も参考に
同梱品


同梱品は
- マニュアル
- 本体&ケース
- USB-A to C
同梱のケーブルが短そうだったので、実際に長さを測ってみました。


長さは30cmとかなり短めですね。



長さが足らないので私は別のUSB-Cケーブルを使用しています。
サイズ感・重量


サイズは大きくもなく小さくもないですね。


メーカー公表値は片耳が4.2gなので、両耳でこのくらいの値はほぼメーカー公表通りということですね。
装着感


耳に装着するとこのような感じになります。
耳の穴は完全に解放された形になりますので、負担がぜんぜんありません。
装着のコツとしては耳の上部のはめこみやすい箇所からはめ込んで、耳の穴近く(下)へスライドさせる様にするとスムーズに装着できます。



丸一日装着していても、つけていることを忘れるくらいの装着感でした。


小さい方の球(?)部分にスピーカー穴があり、そこから音が出る仕組みです。
つける向きを間違えない様にしないと耳裏から音が出ることになります。
専用アプリ


専用アプリが用意されています。
- バッテリー残量の確認
- イコライザ(音質)の変更
- ボタンの割り当ての変更
操作性や設定はとてもシンプルです。




イコライジングはプリセットもありますし、自分で細かくカスタムすることもできます。




ボタンの設定は3パターンの押し方に4種類のパターンからから選ぶ形になります。
「ambie sound earcuffs (アンビー サウンド イヤカフ)AM-TW01 」のメリット


この機種の最大のメリットはやはり「装着感」です。
- 装着感がとにかくいい!着けていることを忘れるほど。
- aptX、aptX Adaptiveなどに対応しているので高音質、低遅延で利用できる。
- 音漏れもそこまで気にならない。
私はながら聴き用として使用しているので、「音質」はそこまで気にしていないので気になりませんでした。
ただ、試しにいろんな音源を聴いてみましたが、ながら聞きレベルとしては満足のいく音質でした。



大袈裟ではなく「イヤホンどこにいったけ?あ、耳についたままだ!」ってなるほどの装着感!
また、音漏れは家族や親戚の甥っ子にも確認したのですが、音量を余程大きくしない限り環境音がある状況なら、ほとんど音漏れは気にならないレベルであると言えます。
「ambie sound earcuffs (アンビー サウンド イヤカフ)AM-TW01 」のデメリット


個人的には非常に気に入ってはいますが、いくつか気になった点があります。
①ペアリングの切り替えが面倒
ケースから取り出すと、自動的に接続した端末とペアリングをするのですが、複数の端末に同時ペアリングがでできません。
なので、機器を切り替える際には接続をいちいち切り替えるのが面倒でした。
②ケースの作りがイマイチ


ケースの作りがあまり良くないと感じました。



実は1度メーカーに交換してもらいましたが、同じ症状が出たので仕様だと思われます。
コンパクトな商品なので写真の様に片手で開閉することがあると思いますが、奥に押し込む力が入るとケースのヒンジ部分が半分外れた様になり開きません。
無理やり開けることはできますが「ベキッ!」と音が鳴って無理やりヒンジがはまり直して開いてる感がありますし、何より本当に壊れそうで怖いです。
この作りはもう少し検証しておいて欲しかった要素ですね。
あとこのケースはワイヤレス充電に対応していません。
ワイヤレス充電は利便性を上げる大きな要素だと個人的には感じているので欲しかったところです。
③アプリの設定項目が弱い
上でも紹介した通り専用アプリで音質やボタンの変更ができるのですが


音質の設定を変えてもほとんど差を感じませんでした。
カスタムで極端な変更をすればわかりますが、プリセットの差が微妙でした。
また、個人的にはボタン設定で音量のアップダウンも設定項目に欲しかったです。


このイヤホンの特性上ながら聞きをする人向けのイヤホンなので、何か別のことをしていたり周囲の音を聞きながら使うイヤホンなので、「音声アシスタント」はそこまで重要ではないと個人的には感じました。
それならば、使用頻度の多い音量のアップダウンを入れて欲しかったです。
④本体の物理ボタンが使いにくい


物理ボタンがあり、そこを押すことで先ほど紹介したアプリで設定できる内容や長押しで音量のアップダウンができるのですが、非常に押しにくいです。
- ボタンはしっかり押す必要がある
- 耳の後ろにボタンがくるので、手探り感が強い
- 本体が曲面であるためボタンの位置が把握しにくい
この3要素がボタンの扱いを非常に悪くしてしまっている感があります。
あいまいな押し方でも反応するタッチ操作になっていれば多少改善できたのではないかと感じました。
「ambie sound earcuffs (アンビー サウンド イヤカフ)AM-TW01 」がオススメな人とそうでない人




- 一般的なイヤホンが耳に合わない人
- オフィス、育児など周囲の環境音を聞きながら音楽などを楽しみたい人
- 装着感がとにかくいいイヤホンを探している人
この様な人にはとてもおすすめのイヤホンだと感じました。
- イヤホンの音質にこだわりたい
- いくつもの機器を1つのイヤホンで切り替えながら使いたい人
- イヤホンの設定を自分好みにカスタムしたい人
この様な人には不向きなイヤホンだと感じます。
特に「自分好みの使い勝手」を優先したい人にとっては、ストレスが溜まるかもしれませんね。
まとめ


今回は「ambie sound earcuffs (アンビー サウンド イヤカフ)AM-TW01 」のレビューをさせていただきました。
個人的には子供が寝静まった後に動画を見たり、音楽を聴く用として非常に重宝していますが、少し人を選ぶイヤホンかもしれません。
今回の私のレビューを参考に私と同じ様に一般的なイヤホンが合わない人はぜひ「参考にしてみてはどうでしょうか。
それでは良いお買い物を!
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