バッテリー管理や充電の速度を視覚的に確認できたら楽しくないですか?
私は充電状況をいつも見ていたいくらいです。
しかし、よくYouTuberさんが使用しているようなタイプはどちらかといえば、測定をするときだけ差して使うことを想定した機器です。
しかし私は
- 手軽に測定したい。
- 普段遣いの中でも邪魔にならずに測定をしてみたい。
このような願望がありました。
そんな折、Twitterのあるフォロワーさんが「計測機能付きのケーブル」を使っていることを知り、私も興味を持ちました。
今回は実際に計測機能付きのケーブルをAmazonで購入してみたので実際に使ってみたレビューをしていきます。今回の記事では
- 実際に購入したケーブルのスペック
- 実際の使用感
- メリット・デメリット
このようなことを紹介していきます。
- 給電速度を手軽に知りたい。
- 計測機能付きのケーブルの性能を知りたい。
購入したケーブル「Mcdodo Type C 」のスペックとラインナップ
要素 | スペック |
---|---|
端子 | USB-C to USB-C |
ケーブルの材質 | 高耐久ナイロン編み |
対応W数 | 100WPD対応 |
データ転送速度 | 480Mbps |
ケーブルの長さ | 1.2m |
カラー | ゴールド、ブラック |
今回、私が購入したケーブルはUSB-C to USB-Cケーブルのものですが、その他にも様々なラインナップがあります。
- USB-C to USB-C(PD非対応モデル)
- USB-C to USB-A
- USB-C to Lightning
- USB-A to USBmicroB
iPhoneユーザーにはやはりLightningタイプの需要が高そうですね。
計測機能付きのケーブルの実際の使用感
今回購入したタイプはUSB-Cが両方についたタイプです。
PD(パワーデリバリー)にこそ対応していますが、データ転送速度はUSB2.0レベルの480Mbpsです。
ケーブルは液晶部分があるので、一般的なUSB-Cケーブルよりサイズは少し大きいです。
液晶が付いていない側も、一般的なケーブルと比較すると少し大きいように感じました。
また、液晶がついているのは片側だけになりますので、表示が見える方が必然的に手元側になるケースが多いのではないでしょうか。
ケーブルの長さは選択肢がなく1.2mのみになります。
私の環境では長く感じましたが、機器によっては1m程度のものが付属しているケースもあるので長さとしては中程度といえます。
計測機能付きのケーブルのメリット
実際に様々な機器で使ってみてよかったと思える点を挙げていきます。
液晶が見やすくPD充電かどうかがひと目で分かる
私もMacBookProで給電で使用してみました。
急速給電ができていれば「PD」の表示も出ますし、思っていた以上に表示が見やすいです。
しかも、100W対応なので、ほとんどの充電器や機器に対応しています。
計測値はかなり正確
電源をスイッチボットプラグを経由して、今回のケーブルを使用してみました。
結果として、どちらも72Wと同じ計測値が出ました。
複数の機器で試せてはいないので、機器によってぶれることはあるかもしれませんが思っていたよりも正確な消費電力が計れそうです。
ケーブルがしなやかで丈夫
ケーブルが非常にしなやかで断線の恐れを全く感じません。
30,000回の耐久テストにも耐えたと言うのもうなずける質感です。
計測機能付きのケーブルのデメリット
非常に優れた商品ですが、いくつか気になった点があるので、ご紹介します。
消費電力が小さいと計測できない
このケーブルは消費電力が小さいと計測ができないようです。
イヤホン、キーボード、マウスで検証したところ計測値はほぼ「0」になりました。
ただ、充電自体は正常にできているようなので充電ケーブルとしての役目は果たします。
ケーブルの長さの選択肢がない
ケーブルの長さが1.2mのものしか選択肢がありません。
先にも書いたとおり、私の使用環境では少し長いのですが、他の選択肢がないのです。
3種類くらいは選択肢の幅を用意して欲しかったです。
転送速度が遅い
転送速度はUSB2.0相当の480Mbpsしか出ません。
同じUSB-Cの見た目でも
- USB3.1なら10Gbps
- Thunderbolt3なら40Gbps
といった速度が出るのですが、同じ形状ではあるものの、こちらのケーブルではその速度を出すことはできません。
あくまで、充電用のケーブルとして割り切って使用することをおすすめします。
まとめ
今回はケーブルだけで電力(ワット数)を測れるUSB-Cケーブルをご紹介しました。
今回のケーブルは充電ケーブルとしては多機能で素晴らしいのですが、データ転送速度がネックになる人も多い商品です。
なので、「あくまで充電ケーブルとして、充電速度も計測したい。」といった人に適している商品になります。
計測器を別途購入しなくても良い点は魅力的なので、気になる人は検討してみても良いのではないでしょうか。
それでは、良いお買い物を!
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