モバイルバッテリーで有名なcheeroから出たワイヤレスイヤホンレビュー！耳を塞がないイヤーカフ型

耳を塞がないイヤホンをこよなく愛するケチケチトリです。

以前の記事で現在の付け心地ナンバーワン機種は「ambie sound earcuffs （アンビー サウンド イヤカフ） AM-TW01」を紹介いたしました。

今回、レビューする機種はそのambieと同じく珍しいイヤーカフ型のイヤホンとなります。

モリモリスペックでも価格は10,000円前後

総合評価

それでは総合的な評価をまずはつけました。

比較項目	5段階評価
音質	(3 / 5.0)
マイク品質	(4 / 5.0)
本体の操作性	(3.5 / 5.0)
装着感（不快感の無さ・取り回し）	(4,5 / 5.0)
機動性（防水・外れにくさ）	(5 / 5.0)
ペアリングのしやすさ（切り替え含む）	(4 / 5.0)
アプリの使用感	アプリなし
総合評価平均	(4 / 5.0)

1番期待した装着感ですが、確かに他のオープンイヤータイプのものと比較するとすごくいいです。

ただ、耳との接触部分が比較的多いせいか、長時間装着しているとambieのものより不快感を感じるようになりました。

私の感覚としては

といった感覚です。

cheero（チーロ）ってどんなメーカー

この独特なダンボールに顔のパーツがくり抜かれたようなデザインの製品を見たことがある人もいるのではないでしょうか。

モバイルバッテリーやケーブルなどで「ダンボー」シリーズを販売されている会社で、今回ご紹介するイヤホンにもその技術が使用されています。

基本情報

項目	機能
価格（税込）	9,880円
カラバリ	ブルー、グレー、ホワイト
接続	Bluetooth標準規格 Ver5.3
コーデック	SBC, AAC, aptX
マルチペアリング	対応（台数不明）
マルチポイント	対応（台数不明）
連続再生時間	再生時間7時間。 ケース充電併用で最大20時間
片耳再生	対応
重さ	片耳 約10g
本体サイズ(縦・横・奥行)	本体：約 47×30×25 mm / ケース：約 62×58×54 mm
防水性能	IPX5
専用アプリ	なし
ワイヤレス充電	対応

「値段もお手頃」「長時間利用も快適」など導入のしやすさがポイントです。その反面、自分なりのこだわりは出しにくい機種です。

同梱物

付属品は非常に充実しています。

ただし、付属の充電ケーブルは30cmと非常に短いので、自分でUSB-Cケーブルを用意した方がいいと感じました。

サイズ感・重量

重さは両耳のイヤホンとケース合わせて69g

サイズ感はソニーのLinkBudsとの比較です。

とにかく重量・サイズ感ともにそれなりにあります。

ジーンズなどのズボンのポケットには入らないサイズ感で、カバンやコートの大きめのポケットなら入ると思います。

ケースを開くとより大きさを感じる構造です。

耳の内側にくるパーツにスピーカーの様な穴があり、ここから音が出ます。

ペアリングのしやすさ・安定性

各機器への切り替えは非常にスムーズで、一度ペアリング設定をすれば再接続をすればかんたんに繋がります。

ペアリングの切り替え

この機種は「CHE-643」となります。

一度でも過去に接続をしたことがあれば、Bluetoothの画面から再接続を行えば再接続をしてくれます。

筆者の場合、Mac、iPad、iPhoneそれぞれで切り替えることも簡単でした。

マルチポイント

マルチポイントは複数の機器に同時に接続をする方法です。

この機種はメーカーの表記こそありませんが、マルチポイント接続は可能でした。

ただし、多くの機種は後で再生をスタートした機器の音源が優先されるものが多いのですが、この機種は先に再生をしている機器が再生を止めない限り後で再生を開始した機器の音源は流れない仕様になっています。

装着感や運動時の安定性

実際に半日使用して軽くジョギングもしてみてどうだったかを紹介します。

長時間使用時の装着感

さすが、イヤーカフタイプなだけあって、不快感は少なく長時間装着していても違和感が少ないです。

とはいえ、耳に接している部分が多いこともあり、特に耳の後ろ部分は長時間使用で痛くなりがちです。

スポーツ利用時の安定感

耳はガッチリとホールドするのでズレたり外れることはないです。

実際に軽いランニングなどをしても全く問題なく装着できました。

音質

音質はすごくいいといった感じはないです。

ステレオ感はあるのですが、全体的に少しこもった音質で迫力に欠け、細かい楽器ごとの音はつぶれた感じがします。

あと、私はそこまで感じませんでしたが、最大音量が足らないという口コミをいくつかみたので、大音量で音楽を楽しみたい人には物足りないかもしれません。

マイク性能

私の環境の問題かもしれませんが、マイク音質はすごく悪かったです。

マイク性能はあまり期待しない方がいいかもしれません。

本体の操作性

左右の耳の後ろあたりにくるボタンが操作ボタンになります。

このボタンのアクションは固定となっていて以下の様に左右のボタンを押す回数によって変化します。

左右	1回	2回	3回
L側	ゲーミングモードへ切り替え	曲頭に戻る	音声アシスタント起動
R側	再生／一時停止	次の曲へ	音声アシスタント起動R側

cheero（チーロ） Wireless Open Earphonesがオススメな人

私が実際に使用してみて、この機種がおすすめな人とあまりお勧めしない人を挙げていきます。

まとめ

非常に付け心地が良くバランスの良い機種だと感じました。

付け心地とペアリングの切り替えが非常にスムーズな機種なので、個人的にはかなり評価は高いです。

サイスの大きさやデザインの好みが好みならかなりおすすめできるイヤホンだと感じました。

それでは、良いお買い物を！