実はMacユーザーのケチケチトリです。
実は去年までずっと2010年モデルのMacBook Pro(MC371J/A)を使用していたのですが色々と問題が出てくるようになりました。
しばらくは仕事用として購入していた中古のWindowsのノートパソコンをメインとして使用していましたが、約1年半もの間、悩みに悩んで買い替えを決意しました。
この記事では
- 私が利用していた2010年版のMacBook Proで起きていた不具合
- 機種選定でこだわったポイント
- 2010年MacBook Pro15インチと2021年MacBook Pro14インチの比較
このようなことをまとめています。
少し古いMacやWindows機を使っていて買い替えを検討している人の参考になると思いますので是非読んでみてください。
- 2021年MacBook Pro14インチ、16インチに興味がある人
- パソコンの買い換えを検討している人
- 12年前のMacと今のMacの性能面以外の違いに興味がある
2010年MacBookProで抱えていた問題
さすがに10年以上も使えば特にノートパソコンなので不具合が出てくるのは当然なのですが、かなり多くの問題が出てきていました。
- ブラウザが対応できない(表示できない)ページが少し出てきた。
- 2つあるうちのスピーカーの1つが壊れて音割れをしていた。
- イヤホンジャックにイヤホンを1度差し込むと、イヤホンが差されたままの状態と認識し続け音が一切鳴らなくなる。
- 外部ディスプレイに出力できなくなっていた。
- 漏電をしており、パームレストに手を置くとビリビリするようになった。
運用する中で①の要素はどうにもなりませんが、なんとかなる場面も多かったです。
それ以外の要素は物理的な故障で修理も考えましたが、労力と費用をかけて修理するだけのメリットは少ないと感じて、修理をせずに様々な代替え手段で誤魔化していました。
故障項目 | 代替手段 |
---|---|
② | USBの外部スピーカーを接続 |
③ | USBの外部スピーカーにあるイヤホンジャックで代用 |
④ | USBの外部出力で代用 |
⑤ | パームレストに絶縁できるシートを張った |
⑤に至っては2021年になってから症状が出るようになっていて、パームレストに手を置くと手がしびれるような状況になっていました。
買い替えの過程で考慮した要素やポイント
買い替えまでにタイミングを考えたり購入機種選定などで検討した内容をここではまとめていきます。
購入タイミング
買い替えを本格的にしようと思い始めたのが2020年でした。
そのときはAppleはM1MacBook Airに代表されるAppleSiliconの機種で非常に盛り上がっていましたが
- AppleSiliconはまだ成熟段階なので不具合などが出ないか待ちたい。
- ソフトや周辺機器メーカーの対応を様子見したい。
このように思って様子を見てました。
しかしそうしている間に次のAppleSiliconが発売の噂もでてきて、結局次に発売される機種に焦点を合わせることにしました。
サイズ選定
- 左がMacBook Pro15インチ
- 右がWindowsノートPC13.3インチ
手持ちにあったこの2台を参考サイズにしました。
かなりサイズ感は違いますよね。
私はほぼ自宅でPC作業をするので画面は大きいほうが良いのですが、外部ディスプレイをメインモニタにするのでモニタサイズはむしろ多種小さい方が良いと思い、M1MacBook Air(13インチ)やMacBook Pro14インチを候補にしました。
旧15インチはサイズ的には今の16インチと同等サイズですが、かなり大きいですし、重さもあります。頑張れば持ち運びもできますが…
うーん!といった感じです。
性能・機能面
私の主なパソコン用途
- ネットサーフィン
- オフィスソフト(WORD・EXCEL)
- 動画編集は年に1回程度(DVD画質)
- 年賀状作成
これだけ見ればM1MacBook Airで十分だったのですが、最終的にM1ProのMacBook Pro14インチを購入した理由は
- ノートPCの画面自体もサブモニタにしていて今の13インチが少し小さく感じている。
- 今後、外部モニタの出力を2枚以上にしたい。
- たまには外に持ち出してパソコン作業をしたい。
このあたりの要因が強かったからです。
正直、購入を決定する瞬間までMacBook Airと悩んでいました。
2010年MacBook Pro15インチと2021年MacBook Proの性能面以外の違い
実際に購入して後に比較をしてみました。
大まかなスペックは以下のようになります。
本体 | MacBook Pro 15インチ(2020年) | MacBook Pro 14インチ(2021年) |
CPU | Core i5 2.4GHz | M1 Pro |
メモリ | 8GB (4GBから自己増設) | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB (320GB HDDから自己増設) | SSD 512GB |
画面サイズ | 15インチ | 14インチ |
重量 | 2.54kg | 1.6kg |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る |
サイズ感・重量感
上の写真の左が15インチ、右が14インチです。
14インチはベゼルが薄くなったとはいえ、実際に画面を点けてもかなり15インチのほうが画面サイズは大きく感じます。
その分、持ち上げた際の重量の差もかなりあり約1kgの差ですが、15インチはすごく重く感じます。
14インチも決して軽いわけではなくズッシリ感はあるので、モバイル用途を強く望む人には少し重い機種になります。
キーボード・トラックパッド
キーピッチは少し14インチになって狭くなった感はありますが、そこまで気になりませんでした。
実際にタイピングをしてみた感じだと、打鍵感は新型14インチのほうがかなりいいと感じました。
15インチ(2010年)モデルが「カシャカシャ」
14インチ(2021年)モデルは「トントン」
といった感じでしっかりキーを押し込む感覚が新型はあります。
デザインはあくまで個人的には、15インチの配色(M1MacBook Airなどと同じ)方が好きですね。
しかし、トラックパッドはかなり14インチのほうがかなり大きくなりました。
並べてみて、こんなに違うのか!と驚きました。
インターフェース(接続端子)
今回の14インチはインターフェースが増えましたが、以前のモデルと比べるとかなリスッキリした印象です。
個人的にはマグセーフの復活は無くてよかったと感じています。
その分Thunderboltをもう1基増やしてほしかったですね。
付属品
付属品はかなり大きくこの10年ほどで変わりました。
- ユーザーガイド
- Appleシール(黒)
- マグセーフ to USB-Cケーブル
- 65W電源アダプタ
- ユーザーマニュアル
- リサイクルガイド
- 説明書
- OSインストールDVD
- iLifeインストールDVD
- Appleの布(黒)
- 85W電源アダプタ
- 電源コード
新型になって、かなり同梱物は減りましたね。
今やインストール用のDVDは不要だとは思いますが、個人的には電源コードは残して欲しかったです。
このタイプの電源は壁のコンセントに差すと重みで外れやすいんですよね。
古いMacを持っている人はそのまま現行のモデルにも使うこともできますが、欲しい人は別売りで購入することもできます。
昔のMacにはAppleの布ことクリーニングクロスが付いてきていたんです。
品質はかなり違いますが、アップルロゴが入っていますね。
比較から感じたMacBook Pro14インチがおすすめな人
今回の旧15インチモデルとの比較から感じたMacBook Pro14インチ(2021年)の購入がおすすめな人
- それなりにマシンパワーも欲しいが持ち運びもしたい。
- ある程度のことはUSBハブなどでポートをまかなうことが苦ではない。
ポートが増えたとはいえ、やはりポートは多いとは言えませんので、そこは許容できる人のほうが向いていると感じました。
また、それなりに重量はあるので持ち運びが頻繁にある人はちょっと重いと感じる人が多いのではないでしょうか。
持ち運び用途が多い人は性能面で許容できるならMacBook Airのほうがいいかもしれません。
まとめ
今回は過去モデルのMacBook Pro15インチ(2010年)と比較しながら、今回のモデルを検証しました。
色々とスタイリッシュになり、性能も上がりましたが、全体的なサイズはグッと落ちたのでこれから使っていく中で具体的な使い心地がどうなのかなどもレビューしていきたいと思います。
それでは、良いお買い物を!
コメント