イヤホンやヘッドフォンが全く合わないケチケチトリです。
耳が蒸れたり、耳がかゆくなるんです!
私はイヤホンやヘッドフォンを使うたびにいつもこの悩みと戦ってきました。
特にヘッドフォンは耳が蒸れて凄く痒くなり最長でも1時間位が限界でした。
そんな私と同じ様な悩みを持つ人にオススメなのが「骨伝導イヤホン」です。
このイヤホンは耳にイヤホンを入れなくても耳の上部やこめかみ辺りにパッドのような部分を当てるだけで音が聞こえるのです!最初はとても感動しました。
この記事では
- 骨伝導イヤホンのメリット
- 骨伝導イヤホンのデメリット
- 完全ワイヤレスイヤホンとの比較
- 骨伝導イヤホン SHOKZ「OPENMOVE」を使用感・感想
についてまとめています。
- イヤホンやヘッドフォンを利用すると耳が痒くなったり痛くなる人
- 音楽を聞いたり、通話中でも外の音をしっかり確認したい人
骨伝導イヤホンとは
骨伝導イヤホンとは名前の通り骨に振動を伝えることで音を届けるイヤホンです。
日常で聞いている音は空気の「振動」を鼓膜で受け取ることで人は認識していますが、骨伝導イヤホンはこの振動を骨に伝えることで音を認識できるようにしています。
その結果、耳をふさぐことなく音楽を楽しんだり通話をすることができます。
しかしながら、良いことばかりではなく骨伝導イヤホンにおける全般的なメリットデメリットも知っておいたほうがいいと思います。
骨伝導イヤホンに適した利用シーン
先にも書いたとおり耳をふさがないことが最大の特徴なので、周囲の音を聞きながら音楽や通話を楽しみたい場面に適しています。
- ジョギングなどで周囲の環境音と音楽を聞きながら走ることができる。
- ジムでトレーナーの指示と音楽も聞きながらトレーニングをすすめることができる。
- 小さなお子さんがいるご家庭でお子さんの呼びかけや鳴き声を聞き漏らさず、音楽を聞きながら家事ができる。
このようなシーンでは有効活用できます。
骨伝導イヤホンが適さない利用シーン
骨伝導イヤホンは周囲の音が聞こえることが特徴なので、周囲の音をシャットアウトしたい環境下では適していないと言えます。
- 周囲が騒がしいカフェなどで集中して作業をしたいとき。
- 公共交通機関を使った長時間の移動時に周囲の音を聞きたくないとき。
- 耳だけの学習などで集中したいとき
このようなシーンには向いていません。
骨伝導イヤホン Shokz 「OPENMOVE」レビュー
私が愛用しているのはSHOKZ(ショックス)というメーカーの「OPENMOVE」という製品です。
骨伝導イヤホンメーカーとしては非常に定評があるメーカーで様々なラインナップの製品を販売されています。
しかし、骨伝導イヤホンと言えば、これまでは2万円クラスの非常に高価なものが多く手を出せないでいました。
しかし、この商品はなんと1万円を切る価格帯なので「製品の品質は譲れないけど、価格はおさえたい」といったユーザーにはぴったりな製品となっています。
総合評価
比較項目 | 5段階評価 |
---|---|
音質 | (3.5 / 5.0) |
マイク品質 | (3.5 / 5.0) |
本体の操作性 | (4.5 / 5.0) |
装着感(不快感の無さ・取り回し) | (3 / 5.0) |
機動性(防水・外れにくさ) | (3.5 / 5.0) |
ペアリングのしやすさ(切り替え含む) | (4.5 / 5.0) |
アプリの使用感 | アプリ無し |
総合評価平均 | 3.8点 |
全体的なバランスが非常にいいイヤホンです。
骨伝導イヤホンに多いツルの部分が個人的には取り回しがしにくいと感じる場面が意外とあったので、その点は機微締に評価しました。
あと、アプリは無いので評価なしにしています。
OPENMOVEの基本性能とShokzの別商品と比較
OPENMOVEはエントリーモデルですが十分な性能を持っています。
表記の防水性能について詳しく知りたい人はコチラの記事も参考にしてください。詳しく表にして解説しています。
代表的なShokzの骨伝導シリーズ
機種 | 公式価格 | カラー | 骨伝導技術 | 連続バッテリー 駆動時間 | 充電時間 | 待機時間 | 防水防塵 | Bluetooth | 重量 | 材質 | タイトル |
9,999円 | ブルー グレー ホワイト ブラック | 第7世代 | 6時間 | 2時間 | 最大10日 | IP55 | 5.0 | 29g | ヘッドバンドチタン | 詳細を見る | |
OPENRUN | 17,880円 | グレー ブルー レッド ブラック | 第8世代 | 8時間 | 1.5時間 | 最大10日 | IP67 | 5.1 | 26g | フルチタン | 詳細を見る |
23,880円 | ブラック ブルー ベージュ ピンク | 第9世代 | 10時間 | 1時間 | 最大10日 | IP55 | 5.1 | 29g | フルチタン | 詳細を見る | |
19,998円 | ホワイト ブラック グレー | 第7世代 | 16時間通話 | 1時間 急速充電 | 最大14日 | IP55 | 5.0 | 33g | フルチタン | 詳細を見る | |
OPENSWIM | 21,880円 | ブラック ブルー | 第7世代 | 8時間 | 2時間 | 最大10日 | IP68 水泳利用可能 | 内部4GBの音楽ストレージのみBluetooth無し | 30g | フルチタン | 詳細を見る |
- OPENMOVE…日常生活
- AEROPEX …ランニングなどのスポーツ時
- XTRAINERZ …水泳用
- OPENCOMM…オペレーター業務などに
このような位置づけになります。
水泳専用の「 XTRAINERZ 」以外にはマイクも搭載されていますが、マイク性能は「OPENCOMM」が一番いいです。
OPENMOVEのマイク性能
比較的クリアな音質だと感じました。
なので、長時間利用するWEBミーティングなどにもオススメできるイヤホンです。
OPENMOVEの操作感
操作性はかなり分かりやすく使いやすいです。
- 左耳のパッド部分のボタン・・・再生と一時停止
- 右のツル部分のボタン・・・音量アップボタン(長押しで電源のON/OFF)とダウンボタン
非常に分かりやすいです。
OPENMOVEの良かった点
基本的には日常使いとしては満足していますが、特に良かった点を挙げます。
マルチポイントに対応している
このOPENMOVEはマルチポイントに対応しています。
つまり、複数のペアリングしている端末があった場合に音が出ている端末に自動的に接続を切り替えてくれる機能が備わっているんです。
切り替えがスムーズかといわれたら少し微妙ですが、十分使えると思います。
2年間保証で安心
一般的にこの手の製品は1年保証のものが多いと思いますがAFTERSHOKZは2年保証です。
持ち運びをしたり身につけるものは、自然故障も起こりやすいのでありがたいですね。
耳が痒くなったり痛くなりにくい
どんなイヤホンを使っても耳が痛くなる私でも、耳に入れ込まないので耳が痛くなったりしませんでした。
これが最大のメリットと言っても過言ではないです。
ただし、長時間付け続けるとそれでも少し痛くなりました。
iPhoneとの親和性もいい
iPhoneのウィジェットのバッテリー表示をした際にバッテリー残量が見えます。
本体側でバッテリーの細かい残量を確認することができないので凄くありがたいです。
これはiPhoneユーザーならとてもありがたい恩恵だと思います!
マニュアルがわかりやすくペアリングが簡単・確認しやすい
- 本体
- 接続マニュアルカード
- マニュアル
- USB-A to Cケーブル
- 耳栓
日本語のマニュアルも付属していて、ペアリングも非常に簡単です。
機器とペアリングされたら「接続されました!」と日本語でアナウンスも流れるので確認もしやすいです。
「ペアリングモード」がわかりにくいイヤホンも多いですが、これは「ペアリングモードです」というアナウンスまでしてくれます!
USBーC給電で汎用性が高い
最近はUSB-Cでケーブルを極力統一している人もいると思いますので、そういったニーズにも答えた製品になっています。
OPENMOVEの気になった点
半年以上使ってみて気になった点も少しありますので、そちらも紹介します。
サイズ感をそれなりに感じる
完全ワイヤレスイヤホンと違って左右の耳をつなぐ部分がありますので、それなりにサイズ感を感じます。
また、イヤーパッドも1円玉サイズの面積もあるので着けていればしっかり分かるくらいの存在感はあります。
ヘッドフォンに比べればサイズ感は気にならないとは思います。
音漏れがある
骨伝導イヤホンといっても無音で振動しているわけではなく、振動すると音が出ます。
大音量にしなければ1mくらい離れていれば音は聞こえませんが、近くに寄れば音が出ているのが分かります。
満員電車などで使えば横の人には何を聞いているか、分かるレベルにはなると思います。
持ち運びしにくい
先程も触れたサイズ感があるので完全ワイヤレスイヤホンと異なり持ち運びがしにくいです。
また、ヘッドフォンと違ってバンド(後頭部にまわる部分)が細く強度に不安があるので、気軽に持ち運んで使うといった感じにはならなかったです。
まとめ:自宅の作業用イヤホンとしては満足
- マルチポイントに対応している
- 2年保証
- マニュアルが分かりやすくペアリングしやすい
- USB-C給電で汎用性が高い
- 操作性も分かりやすくて良い
- サイズ感がそれなりにある
- 多少音漏れがある
- 持ち運びに不便
メリット・デメリットふまえた私の使い方としては
- 自宅での作業時
- ちょっとした短い距離のランニング
- 車で移動する近所のカフェでの作業用
この3パターンがオススメの使用シーンですね。
モバイル要素が少なく多少音漏れしても迷惑にならない使い方がベストですね。
とはいえ、従来のイヤホンやヘッドフォンが苦手だという人には本当におすすめできる商品となっていますので、私と同じ様な悩みをもたれている人には本当に1度使ってみていただきたいです。
それでは良いお買い物を!
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