耳を塞がないイヤホンヘビーユーザーのトリダイです。
今回、ご紹介するのはSOUNDPEATSの新製品オープンイヤーイヤホンです。
SOUNDPEATSは多くの耳を塞がないイヤホンをこれまでも発売してきていて、イヤーフック型としては2024年10月にリリースした「SOUNDPEATS Breezy」以来となる、耳掛け式オープンイヤー型ワイヤレスイヤホンとなっています。

見た目にも非常に高級感がある商品ですが、その実力はどうなのかをスペック表と10サイト以上のレビュー記事から読み解いてみようと思います。

- 通常価格:9,680円(税込)
- 10%OFF割引クーポンコード:SPCHRSBG01
- 最終価格:6,970円(税込)
- 合計割引率:最大28%OFF(Amazonの割引と併用)
- クーポン対象期間:2025/06/02(月)23:59まで
- 商品ページ:https://amzn.to/4k6PTGs

<PROFILE>
- 元家電量販店スタッフ
- Mac・通信コーナー責任者
- Mac使用歴15年以上
- Apple Sales Professional
- ズボラ、手が小さい、皮膚弱い、イヤホンが苦手
- 音楽もじっくり楽しみたい、ゲームなどにも使えるイヤホンが欲しい
- 様々なシーンで万能に使えるイヤホンが欲しい
- コスパの良い耳を塞がないイヤホンで高機能なものが欲しい
SOUNDPEATS Chasersの総合評価

それでは総合的な評価をまずはつけました。
比較項目 | 5段階評価 |
---|---|
音質 | (4 / 5.0) |
マイク品質 | (3 / 5.0) |
本体の操作性 | (4 / 5.0) |
装着感(不快感の無さ・取り回し) | (4 / 5.0) |
機動性(防水・外れにくさ) | (4 / 5.0) |
ペアリングのしやすさ(切り替え含む) | (5 / 5.0) |
アプリの使用感 | (4 / 5.0) |
総合評価平均 | (4 / 5.0) |
装着感は良くも悪くも優しめと評価する声が多かったように感じました。
音質は比較的高音の良さを評価する声が多そうですね。アプリでの調整もdケイル機種ではありますがこの機種はアプリによる調整度合いが弱いという声も多いように感じました。
とはいえ、アプリは非常に豊富な機能を備えているので使いやすさはかなり高い機種ではないでしょうか。
SOUNDPEATS Chasersの基本スペック

項目 | 機能 |
---|---|
価格 | ¥9,680 |
カラバリ | ブラック |
接続 | Bluetooth標準規格 Ver5.4 |
コーデック | SBC、AAC、LDAC |
マルチペアリング | 対応 |
マルチポイント | 対応(2台) |
連続再生時間 | 再生時間10時間。 ケース充電併用で最大35時間 |
片耳再生 | 対応 |
重さ | 片耳 約9.5g |
本体サイズ(縦・横・高さ) | 25mm x 27mm x 15mm |
防水性能 | IPX5 |
専用アプリ | あり |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
スペック上で特筆すべきはLDAC対応と超ロングバッテリーですね!
全く充電しなくてもケース併用なら1週間くらい使える人も多いのではないでしょうか。
同梱物
- SOUNDPEATS Chasers
- 充電ケース
- TYPE-C充電ケーブル
- 取扱説明書
- アプリガイド
- PEATS君のステッカー
SOUNDPEATSさんのいつものセットといった感じです。
最低限の必要なものは全て揃っているといった感じでしょうか。

説明書は文字情報が少なく図から直感的に読み取って!といった感じが強いといったカキコミがありました。
サイズ感・重量も一般的


イヤーフック型としては一般的なサイズ感だと思います。
写真で見ると目立つゴールドのポイントデザインも装着していると耳の内側や側面に隠れるのでそこまで気にならないかもしれませんね。
音質について


Chasersは重低音用の18mm×11mmのカスタムドライバーを備え非常に高音質であることをうたっています。
コーデックもLDAC対応など音質へのこだわりを感じる機種ですね。
レビューといて多いのは精細さやクリアさがあり、同社の前作GoFree2やBreezyよりも音質が向上していると感じる人は多そうです。
音質は全体的に厚みがあり、リスナーとの距離が近く感じられる設計。豊かな低音が空間を満たし、音が目前で展開するようなライブ感を演出してくれます。勢いのある鳴り方で、聴いていて自然とテンションが上がるような印象を受けました。
低域についてはやや柔らかめの輪郭ながら、オープンイヤータイプとしてはしっかり出ています。密閉型イヤホンのような沈み込む重低音とは違いますが、入門クラスのカナル型に匹敵するほどの量感はあります。
中域、とくにボーカル帯はぐっと前に出てきますが、主張しすぎることはなく全体のバランスを壊さない絶妙な位置取り。動画の音声も非常にクリアで、ナレーションやセリフも聞きやすく、実用性の高さを感じさせます。
高域は全体的に落ち着いていて、耳当たりは穏やか。ただし、ドラムが強調されるような曲では一部の高音が際立ち、少し尖って聞こえる瞬間もありましたが、耳に刺さるような不快さはほとんど感じませんでした。
GoFree2のような余韻の強いタイプとは対照的で、空間全体に残響を広げるよりも、原音を忠実に再現する方向性が際立っています。低音も下の帯域まで届いてはいる印書ですね。
マイク性能はイマイチという声が多い
マイク性能について触れている人が少ないので、個人差もあるかもしれませんが評価はありまりよくない感じでした。
ノイズが入りやすく、スマホのマイクを使った方が良い。などの書き込みがあったので、あまり期待はできないかもしれませんね。
ペアリングのしやすさはかなり良い
ペアリングの仕方は一般的なやり方で初回はケースから出すだけでペアリングモードになるので、スマホのBluetooth設定画面からペアリングを行うだけです。


マルチペアリングはアプリで設定をオンにした上で、ケース開けた前面のペアリングボタンを長押しすることで、2台目のデバイスを検出して、Bluetooth接続を行うことができます。


マルチポイント接続ができる機種は2台までで、先に音源を流している方が優先されます。
2台目の機器へ接続を切り替えるには1台目の機器の音源を一旦止めてから2台目の機器の再生をする必要があります。
本体の操作性はタッチ操作なのでシーンを選ぶ


赤丸の部分がタッチ操作のができるポイントとなっています。
タッチ操作はどうしても汗や水で反応が悪くなるのがネックですが、水の侵入経路が少なかったり見た目が空いたリッシュになるなどのメリットもあります。
私はランナーなのでやはり物理ボタンが好みですが、室内で音楽を楽しむユーザーにとってはメリットかもしれませんね。
装着感や運動時の安定性は賛否が分かれる
装着感や運動時の安定感などをご紹介します。
これについては結構意見が分かれている印象でした。
- 付け心地が優しくてつけていることを忘れる
- 装着感がゆるくすぐ外れる
結果的には同じような意見ではあるのですが、かなり軽めの付け心地ということですね。



どちらかというと、スポーツシーンで使う用途よりも、室内などで周囲の音を気にしながらも音楽を楽しみたいという人に向いているいのかもしれませんね。
SOUNDPEATS Chasers、Breezy、GoFree2を比較


項目 | Chasers | Breezy | GoFree2 |
---|---|---|---|
公式サイト価格 (2024年10月時点) | 9,680円 | 6,680円 | 7,880円 |
カラバリ | ブラックのみ | ||
接続 | Bluetooth標準規格 Ver5.4 | Bluetooth標準規格 Ver5.3 | |
コーデック | AAC、SBC、LDAC | SBC、AAC | AAC、SBC、LDAC |
マルチペアリング | 2台 | ||
マルチポイント | 対応 | ||
連続再生時間 | 再生時間10時間。 ケース充電併用で最大35時間 | 再生時間:約10時間 最大40時間 (充電ケース併用) | 再生時間9時間 最大35時間(充電ケース併用) |
片耳再生 | 対応 | ||
重さ | 片耳 約9.5g | 片耳 約9g | |
本体サイズ(縦・横・高さ) | 25mm x 27mm x 15mm | 49mm x 40mm x 14.1mm | 49.84mm x 38.56mm x 22.24mm |
防水性能 | IPX5 | IPX4 | IPX5 |
専用アプリ | あり | ||
ワイヤレス充電 | 非対応 |
どれも甲乙つけ難いところはありますが、気軽に使いたいならBreezy、音質にこだわりたいならChasers、いいとこどりしたいならGoFree2といったところでしょうか。
個人的には自宅での使用が多いので、Chasersはかなり魅力を感じますね。
アプリは非常に多機能


- タッチコントロールの無効
- ゲームモード(低遅延)
- ムービーモード
- ダイナミックEQ
- コントロールをカスタム(タッチセンサーの操作変更)
- マルチポイントのオンオフ
- イコライザー設定(アダプティブ、プリセット、カスタム)
- 本体のファームウェアアップデート
IOS版
Android版
先にも買いた通り、非常に多機能なアプリではあります。
ただ、「イコライザの調整をしてもあまり恩恵を感じない。」「ダイナミックEQをオンにすると低音がが急激に強くなる。」といったレビューをいくつか見ました。
前作までの機種では個人的にはダイナミックEQをオンにした方が好みではあったので、ここはなんとも言えないですね。
SOUNDPEATS Chasersがオススメな人


- 耳を塞がないイヤホンでも高音質を楽しみたい人
- 低音が強めの音質が好みの人
- 室内での利用がメインとなる人
このような人に向いていると思います。
音質はかなり評価が高く、LDAC対応の恩恵も大きいという書き込みも多いので、音質にこだわりたい人にはオススメですね。
ただ、付け心地に関しては賛否両論があるようで、優しくて付け心地がいいという反応がある反面、外れやすいという声もあるので利用するならば、室内向きだと思います。
なので、家で作業しながらインターホンや子どもの声は聴きたいとか、料理をしながら音楽を高音質で聴きたい人にはとても向いている機種とおいえるのではないでしょうか。
まとめ:SOUNDPEATS Chasersは音質と価格のバランスが最高


- 非常に豊富な機能を備える。マルチポイントの制御もアプリで行える点はGOOD!
- LDACやゲームモードにも対応しており幅広いニーズに対応できる
- 1万円以下の高コスパ
- アプリによるイコライザ設定は比較的弱く、好みも分かれやすい
- デザインは好みが分かれる
- ケースが開けにくく、指紋なども目立つ
- マイク音質はイマイチという声もある


- 通常価格:9,680円(税込)
- 10%OFF割引クーポンコード:SPCHRSBG01
- 最終価格:6,970円(税込)
- 合計割引率:最大28%OFF(Amazonの割引と併用)
- クーポン対象期間:2025/06/02(月)23:59まで
- 商品ページ:https://amzn.to/4k6PTGs
概ね、非常にバランスのいい機種という評価です。
特に「聴く」ことに関してはオープンイヤーとしてはかなりレベルの高い機種だと思います。
しかしながら、ケースの仕様、装着感、音質の調整、マイク性能などではマイナス面の声もいくつか見ましたので、万能機って感じではなさそうですね。
以上のことをふまえて、購入を検討されてはどうでしょうか。
それでは、良いお買い物を!
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