耳を塞がないオープンイヤーイヤホン愛好家のトリダイです。
今、注目度の高いイヤーカフ型のイヤホンですが装着感が本当に軽く、装着中も目立たないことが非常に魅力ですね。
私も非常に好きでこれまでも数々の機種を購入してきました!
これまで紹介してきたイヤーカフイヤホンの一部
いずれのイヤホンも非常に評価も高く優秀なイヤホンなのですが、どれも2万円を超えるようなイヤホンでなかなか気軽に購入しにくいですよね。

どれも凄くいいんだけど、少しお財布には痛い価格だよね💦
そこで、コスパが非常に高く音質もかなり高い、SOUNDPEATS「UUイヤーカフ」をご紹介しました。


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今回ご紹介するのは、さらにお求めやすい価格のイヤーカフ型イヤホンUUイヤーカフイヤホンがSOUNDPEATSより発売されたので、その性能を実機で確認してご紹介したいと思います!
<PROFILE>
- 元家電量販店スタッフ
- Mac・通信コーナー責任者
- Mac使用歴12年
- Apple Sales Professional
- ズボラ、手が小さい、皮膚弱い、イヤホンが苦手
- イヤホンをつけっぱなしにして1日中過ごしたい人
- 値段が安いイヤホンの中でも付け心地や音質もできるだけ妥協したくない人
- とにかくコスパのいいイヤホンが欲しい人
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)の総合評価


それでは総合的な評価をまずはつけました。
比較項目 | 5段階評価 |
---|---|
音質 | (3.5 / 5.0) |
マイク品質 | (3.5 / 5.0) |
本体の操作性 | (4 / 5.0) |
装着感(不快感の無さ・取り回し) | (3.5 / 5.0) |
機動性(防水・外れにくさ) | (4 / 5.0) |
ペアリングのしやすさ(切り替え含む) | (4 / 5.0) |
アプリの使用感 | (4.5 / 5.0) |
総合評価平均 | 3.9点/5点 |
イヤーカフ型イヤホンの中ではかなりお求めやすい価格なのに、物理ボタン搭載で利用シーンも広く、日常使いが非常にしやすい機種だとは感じました。
その代わり、音質面は少し軽いことと、装着感が少し気になりました。
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)スペック表


項目 | 機能 |
---|---|
価格 | 6,180円 |
カラバリ | ブラック、ホワイト |
接続 | Bluetooth標準規格 Ver5.4 |
コーデック | SBC、AAC |
マルチペアリング | 2台 |
マルチポイント | 2台 |
連続再生時間 | 再生時間8時間。 ケース充電併用で最大30時間 |
片耳再生 | 対応 |
重さ | 片耳 約4.73g |
本体サイズ(縦・横・高さ) | 6.4×5×3.1cm(ケース) 2.7×2.7×2.3cm(本体) |
防水性能 | IPX5 |
専用アプリ | あり |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
機能としては申し分はないですね。個人的には物理ボタン採用で指が汗などで濡れている様なシーンでも活用できるのが嬉しいところですね。
そして、CCイヤーカフイヤホンの時もコスパ破壊だとは感じましたが、この機種はさらに上をいきますね!



バッテリー持続時間が最大で30時間は驚異的だね!
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)同梱物




- 本体&ケース
- 充電ケーブ(USB-A to C)
- ユーザーガイド(マニュアル)
- アプリガイド
- シール
SOUNDPEATS製品共通ですが、付属の充電ケーブルがかなり短い点と説明書が非常に見にくいです。



項目ごとに多言語で記載してあるのですが、言語ごとにまとめてくれた方が格段に見やすいと思うんですよね
ひとまず、必要なものは揃っていますね!
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)のサイズ感・重量


本体のサイズ感は一般的なサイズですね。耳へ装着していても目立たないですし、気にならないです。


ケースは一般的なサイズで大きくも小さくもないです。


実際にHUAWEIのFreeClipと比較したのが上の写真ですが、サイズ感はほとんど変わらないですね。


重量としては公式値4.7g(私の計測では5g)なので、特に耳に長時間耳につけていても負担にはならないと思います。
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)の音質


音質はまずまずといったところですね、
音質としては少し軽めなものの、低音はなんとか出てると言った感じ。



前作のCCイヤーカフと比較すると音質は軽めで安っぽい感じは少し感じました。
ただ、アダプティブイコライザーで自分の耳のテストをするとかなり自分好みの音質に勝手になってくれます。
あと、個人的には「ダイナミックEQ」もオンにすると音に深みが出る様に感じましたね。



CCイヤーカフイヤホンは本体の性能によって低音強めのイヤホンという立ち位置だと感じましたが、今回のCCイヤーカフイヤホンは軽い音質をアプリで無理やり引き上げている感は感じましたね。
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)のマイク性能
マイクは比較的、クリアで聞き取りやすいと感じました。
ただし、騒音下での音質はハウリングした様な部分が結構目立つので、あまり騒音下での利用はお勧めできないですね。



音楽鑑賞などで使うにはアリですね!
あと、私の場合ですが直線距離で5mほど離れた別の部屋に移動すると、結構簡単にペアリングが解除されました。
ドアや他の電子機器との感傷もあるかとは思いますが、ちょっと切れやすい様に感じましたね。
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)の操作性


画像の赤丸のあたりにくる物理ボタンで操作可能です。



左右のイヤホンを逆に装着した場合にはボタンは下側にきます。
好みで変えても良いと思いますが、個人的には上側の方が使い勝手は良かったですね!
デフォルトの設定


またこのタップ操作の設定をアプリで好みにカスタムすることも可能です。
割り当て可能項目


個人的に「音量の調整」「曲のスキップ」「再生と一時停止」を自由に配置できる点は非常に嬉しいですね。
物理ボタン搭載でどんなシーンでも確実な操作もできますし、非常に使いやすいですね!
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)のペアリング・安定性


ペアリングについては一般的な方法になりますので、クセは全くないですね。
それでは詳しく解説します。
ペアリングの設定方法


初回のペアリングはケースを開けると自動でペアリングモードになります。(一般的ですね)
次に接続したい機種のBluetooth設定から接続ができます。
ただ、私の環境では少し部屋移動しただけで接続が頻繁に切れたので、接続の安定性は少し不安ですね。


手動ペアリングのやり方は、ケースに本体を戻してケースにあるボタンを2秒長押しすると白いランプが点滅してペアリングモードになります。



このボタンを10秒以上押し続けるとリセットになるので気をつけてくださいね。
ただし、ぺリング時の機器一覧としては「POP Clip」の名称が出てきます。「UUイヤーカフ」とは出てこないので注意ですね。
マルチポイントの仕様
マルチポイント接続方法
- 1台目の機器とペアリングをする
- 1台目の機器との接続をBluetoothをOFFにするなどして切る
- 2台目の接続したい機器と手動ペアリングをする
- 1台目のBluetoothをオンにすることでマルチペアリングが確立する
マルチポイントの仕様
- 流したい機器の再生を開始すると再生機器が自動で切り替わる。先に再生していた機器の再生は自動で止まる。
- 常に後発で再生する機器が優先される。
マルチポイントの切り替えはAppleのAirPodsなどに近い仕様ですね。
ただ、この切り替え方式は非常に利便性が高い反面、安定性に欠ける場合が多く、この機種も切替時に結構タイムラグが大きいですね。



一瞬、切り替わっていないのかと困惑する瞬間はありましたね。
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)の装着感や運動時の安定性


実際に長時間の使用と軽いランニングをしてみました。
長時間使用時の不快感は全くない


イヤーカフ型なだけあってやはり装着感はいいですね。半日つけっぱなしでも不快感は少なかったです。
ただ、ちょっとずーっと何かを流しっぱなしにしていると少し耳が痛くなる感覚がありました。
おそらくですが、少しクリップの圧が少し他の機種よりも強めなのかもしれません。
スポーツ・ワークアウト時の安定感


この記事作成時は2月ということもあり、かなり寒くて汗をあまりかかなかったので、防水性能は確認ができませんでしたが、ランニングなどで外れそうになることはありませんでした。
ホールド力はかなり高いのと、何よりも物理ボタンのおかげでスポーツ汗による誤操作がほとんど起きないのは大きいですね!
アプリ「PeatsAudio」の使用感




アプリはカスタマイズ項目も多く、非常に使いやすいです。
アプリでできること
- タッチコントロール無効
- ゲームモード
- ムービーモード(3Dオーディオ)
- ダイナミックEQ
- 本体コントロールのカスタマイズ
- EQ設定
- 本体のアップデート
- イヤホンの紛失検索
また、イコライザの設定もアプリ側でかなりしっかり効くので、好みの音に近づけることもできる点も評価が高いですね。


また、言語切り替えや音声ガイダンスの音量調整をできるのも、かゆいところに手が届く感じですね。



かなり、豊富な機能と調整が細かいですね。
あとはペアリングの補助機能もあれば最高でしたね!
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)とCCイヤーカフイヤホン、HUAWEI FreeClipとの比較


![]() ![]() SOUNDPEATS UUイヤーカフ | ![]() ![]() SOUNDPEATS CCイヤーカフ | ![]() ![]() HUAWEI Free Clip | |
---|---|---|---|
価格 | 6,180円 | 7,280円 | 27,800円 |
カラバリ | 2色 | 1色 | 4色 |
音質 | 軽めの音質 | 低音よりの音質 | バランスがいい音質 |
マイク | ノイズが少ない 環境でなら十分 | ノイズが少ない 環境でなら十分 | 安定してクリア |
本体コントロール | 物理ボタン | タッチコントロール | タッチコントロール |
連続使用時間 ケース込み | 30時間 | 24時間 | 36時間 |
コーデック | SBC、AAC | SBC、AAC | SBC、AAC、L2HC |
防水性能 | IPX5 | IPX5 | IP54 |
重量 (片耳) | 約4.7g | 約5g | 約5.6 g |
購入する | 購入する | 購入する |
性能面だけで言えばHUAWEIがやはり高いとは思います。
付け心地や機能面の豊富さも他の2機種より優れていますしね。
ただし、価格が他の2機種の4倍くらいするので、スポーツシーンなどで使うよりは、仕事のお供や部屋でながら聞きをしながらの作業のお供で使うことをオススメしたいですね。
スポーツシーンで使うならば今回、ご紹介したUUイヤーカフが1番ベストチョイスですね!
- 物理ボタン搭載で汗をかく様なシーンでも操作しやすい。
- 価格的にも抑えめなので比較的雑に扱いやすい。
- 万が一無くしても紛失時の探索機能がある
これらの理由で大きいですね!
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)の気になる点(デメリット)
- ケースが開けにくい
- 音質に深みがない。(音の分離感のなさを音量で誤魔化している感じがする)
- 障害物によるペアリングの切断が多い様に感じる
個人的にはこの3点が気になりました。
少し深掘りして解説します。
①ケースが開けにくい
これはこのイヤホンを使った人はみんな感じるんじゃないかと思ってしまったのですが、ケースがかなり開けにくいです。


原因はケースのフタ部分が長く、ケースの下の部分が短く非常に開けにくいです。
一般的には写真右側の前作のCCイヤーカフイヤホンの様にフタ部分が短く開けやすいんですが、それが逆になっていることが非常に開けにくくなっています。


フタ部分の方が長いので、一般的な力の入れ方をすると大袈裟にいうと上の写真の様に下側が開いてしまいます。
特に片手でケースを開けることの多い人は注意が必要ですね。
②音質に深みがない。(音の分離感のなさを音量で誤魔化している感じがする)
最初にお伝えしますが、音質はそこまで悪いわけではないです。
むしろ、相互に聞いて比較を詳しくしなければ、それなりの音質だと感じる人がほとんどだと思います。
ただ、実際にCCイヤーカフイヤホンやHUAWEIのFreeClipと比較すると、UUイヤーカフイヤホンはCCイヤーカフイヤホンより低音が控えめで、FreeClipと比べると音の解像感がやや劣るように感じました。
③障害物によるペアリングの切断が多い様に感じる


今回、自室のMacとiPhoneとペアリングした状態で自宅内をウロウロしてみました。
手元のiPhoneとの接続が切れることはなかったですが、自室からリビングへ移動すると自室のMacとの接続は頻繁に切れてアナウンスされました。
他の機種ではそこまで感じなかったので、この機種は多少接続が甘いのではないかと感じましたね。
UUイヤーカフイヤホン(POP Clip)はスポーツシーンで気軽に活用できるイヤホン


- 物理ボタン搭載で安定した操作性
- マルチポイント対応
- 左右の区別なく利用ができる(入れ替えるとボタン位置は変わる)
- ケースの開閉がしにくい
- 音質面は少し軽く、音量で誤魔化している様に感じる
- Bluetoothの接続が少し切れやすい様に感じる


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今回のUUイヤーカフは個人的には
ワークアウト(スポーツシーン)利用にベストチョイスイヤホン
だと感じました。
音質面では少し他の機種に劣りますが、運動時にはそこまでじっくり聴き入ることは無いですし、価格も抑えめなので汗による故障や紛失などが起こった際のダメージも少なめです。
そして何よりも、耳を塞がないので外の音も聞こえますし、物理ボタン搭載はスポーツシーンでは安定した操作ができる大きなメリットは大きいですね。
それでは、良いお買い物を!
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