10月19日のAppleのイベントで性能がアップしたAirPods第3世代が発表となりました。しかし、AirPods第2世代も価格を下げて併売されます。もちろん、AirPodsProも現行のラインナップとして存在します。
そうなると次のような疑問をもつ方もいるのではないでしょうか?
- 価格的に見た時にどのAirPodsを購入したら良いのだろう?
- 性能的にAirPods第3世代がAirPodsProに近くなっているならAirPods第3世代が「買い」なの?
この記事ではそんな疑問の解決につながるような比較をしていきます。
自分に合うApple製のイヤホンが分かる。
性能要素を抜粋したApple製イヤホン比較表
この一覧表では選択の要因となる項目を中心に抜粋して一覧にしましたので参考にして下さい。
機種 | 価格 (Apple公式) | イヤホンタイプ | ノイズ キャンセリング | 外音取り込み | 空間 オーディオ | 耐汗耐水 | チップ | 連続再生時間 (ケース利用) | 充電ケース | 充電速度 | センサー | 重量 (ケース重量) | Bluetooth | タイトル |
AirPodsPro | 30,580円 | カナル型 | ○ | ○ | ○ | IPX4 | H1 | 4.5時間 (24時間) | MagSafe 充電ケース | 5分充電 1時間の再生 | 感圧センサー | 5.4g (45.6g) | Bluetooth 5.0 | 詳細を見る |
AirPods 第3世代 | 23,800円 | インナーイヤー | ✕ | ✕ | ○ | IPX4 | H1 | 6時間 (30時間) | MagSafe 充電ケース | 5分充電 1時間の再生 | 感圧センサー | 4.28g (37.91g) | Bluetooth 5.0 | 詳細を見る |
AirPods 第2世代 | 16,800円 | インナーイヤー | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | H1 | 5時間 (24時間) | 充電ケース | 15分充電 3時間の再生 | 4g (38.2g) | Bluetooth 5.0 | 詳細を見る |
基本的に「音質」は3機種とも変わりませんが「AirPodsPro」と「AirPods第3世代」にはシステム的に音質を上げる機構が様々備わっているので実際に聞いた際の音質には差が出ます。
また、「ノイズキャンセリング」「外音取り込み」「空間オーディオ」「 耐汗耐水 」などは使い方に大きく関わる優先すべき選択ポイントになります。
「ノイズキャンセリング機能」はイヤホンでコンテンツを流していれば必要以上に音量を上げなくても外の音をほぼシャットアウトしてくれる機能です。これにより音楽などにより集中することができます。
「外音取り込み」はこの逆でイヤホンをしながら外の音をあえてマイクでひろうようなモードにできる機能です。
この2つの機能を併用することでイヤホンをいちいち外さなくても、音楽に集中したりイヤホンをつけたまま周囲の音を聞いたり、人との会話をすることが出来ます。
逆に「充電ケース」「充電時間」「連続再生時間」「重量」などは人によりますが、上の優先すべきポイントの次に気になるポイントだけチェックすれば良いです。
連続再生時間は重要な要素ですが、正直どの機種もこれだけの再生時間があれば基本的には問題ないと思います。ケースにより追加充電もできますしね。
【重要】性能意外の要素
性能以外の面でも購入時の選択要因があります。
1.イヤーピース
AirPodsProはシリコン製のイヤーピースを本体に装着して密閉度を上げています。(カナル型)
しかし、私もそうなのですがこの密閉感を保持しつつ長時間音楽などを聞いていると「耳が痒くなる」症状が起きる人がいます。
こういった経験がある方は注意が必要です。
自分にもその可能性が少なからずありそうだけど、ハッキリわからないという人は100均などでも販売している有線のシリコンのイヤーピースが付いたものを購入して、長時間音楽を聞いてみると多少目安になるかもしれません。
2.対応機器
AirPods第2世代と他の2機種では対応しているデバイスの種類が異なります。
例えばiPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5sなどはAirPods第3世代やAirPodsProには対応していませんので、音楽を聞くことは出来てもAppleデバイス同士ならではの連携機能が使えなかったりします。
少し古いデバイスを使っている方は対応をApple公式サイトで確認をしてから購入されることをオススメします。
結論:予算が許すなら「AirPodsPro」1択
私なりの結論
- 予算が許すなら「AirPodsPro」
- Appleデバイスとの連携を1番重視するなら「AirPods第3世代」
- Appleデバイスとの連携よりもイヤホン自体の性能やコスパを重視するなら他社製イヤホン
これが最適解だと思います。
やはり、ノイズキャンセリング機能の有無は大きく、外の音を遮断して音楽に没頭したり必要なときは外の音を取り込めるようにできることは「イヤホン」の機能として非常にウェイトが高いと思います。しかし、問題となるのは価格面だと思いますので、次は「何を重視するか?」が選択ポイントになります。
個人的には先程も書いたとおり「ノイズキャンセリング機能」は大きいと思いますので、他社のイヤホンを購入も視野にいれることができるなら、以前の記事でノイズキャンセリング機能がついた1万円以下でも優秀なイヤホンを紹介していますのでそちらも参考にしてみて下さい。
それでは、良いお買い物を!
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