最近、料理に目覚めたケチケチデンキです。
今年も無水料理もできる人気の自動調理鍋、シャープの「ヘルシオホットクック」から2021年型が発売されました。
実際に私も自宅で愛用していて非常に便利な家電です。
この記事では
- 今回のモデルは前のモデルと比較して何が変わったのか?
- 「買い」といえるのかどうか
を検証したいと思います。
結論としては進化ポイントもあるが、比較的新しいモデルを使っている人は買い替えまではする必要がない。
といった印象を受けました。
- 2021年新型のホットクックの新機能とその機能で生み出されるメリット。
- 2021年新型のホットクックは購入すべき機種と言えるか検証した内容がわかる。
ホットクックとは?
簡単に言えば「電気自動調理鍋」です。
他の電気調理鍋と何が違うの?って質問を受けるのですが、最大の特徴は
一度調理を開始したら完成までの工程を全てをやってくれる。
という点です。
忙しい主婦の方や小さいお子さんのいるご家庭でも大活躍してくれると思います。
安価な電気調理鍋は加熱調理のみで終わる料理しか出来なかったり、途中で調味料を加えたり自分で混ぜたりしないといけない場合もありますが、ホットクックはその必要が一切無いんです。
実際の使用感や感じたことを別記事で書いていますので参考にしてみて下さい↓
2021年新型ホットクックに搭載された新機能
今回の2021年モデルに新たに追加された要素・機能をご紹介します。
①使いこなし応援
ユーザーの使い方からユーザーごとの使用状況に応じたおすすめメニューを提案してくれる機能。
最初は定番のメニューの「無水カレー」などが表示されるが、ホットクックを使い込むことで「ステップアップメニュー」に「蒸し豆」などのユーザーの使い方に合わせたメニューを提案してくれる。
②クイックリスト
- 季節の食材を使ったメニュー「厳選!旬食材」
- ボルシチやトムヤムクンなど各国のメニュー「世界の煮物」
- めん類などお昼にぴったりのメニュー「お手軽ランチ」
など、興味のあるレシピをカテゴリレベルで本体にまとめてダウンロードすることが可能になりました。
③「まぜ技ユニット」の最大回転スピードアップ
今までは加熱時にゆっくりとしか回転しなかったまぜ技ユニットが、加熱時以外にも使え、回転も高速でできるようになりました。
これによって、「ホイップクリームを泡立てる。」「アイスの材料を混ぜる」、潰すような力が必要な「ポテトサラダ」や「コロッケの具を作る」といった作業ができるようになりました。
④本体の省スペース化
2.4Lタイプはは13%、1.6Lタイプは9%サイズを省スペース化しました。
本体サイズは私も気になっていたポイントなので、台所での置き場所に困っている方には非常に嬉しい変化です。
⑤本体の質感変更、1.6Lタイプのカラーバリエーション変更
新型は今までよりも光沢感が落ち着いた塗装になっているようです。(2020年までのモデルは結構テカテカしている。)
これまでは、2.4Lタイプ、1.6Lタイプ共に赤と白のカラー展開だったが、1.6Lタイプのカラー展開が変更され、赤が廃止となり、白と黒のカラー展開になった。
ご家庭で購入されることの多いサイズのラインナップに黒が加わったことで、シックなデザインを好む男性などにも受け入れられるのではないでしょうか。
旧モデルとの比較・違い
今回は2.4Lタイプを使って比較したいと思います。(機能面では1.6Lも同じ)
赤文字は特に私の主観で重要なポイントだと感じた部分です。
特に内鍋のフッ素コートかどうかは凄く大きなポイントだと思います。
機種 | KN-HW24G | KN-HW24F | KN-HW24E | KN-HW24C |
発売 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2017年 |
初期メニュー数 | 145 | 147 | 155 | 155 |
最大予約時間 | 15時間 | 15時間 | 15時間 | 15時間 |
無線LAN | ○ | ○ | ○ | ○ |
煮詰め | ○ | ○ | ○ | × |
好みの設定加熱 | ○ | ○ | ○ | × |
内鍋の材質 | フッ素コート | フッ素コート | ステンレス | ステンレス |
カラー | 赤(2.4Lのみ) 白 黒(1.6Lのみ) | 赤 白 | 赤 白 | 赤 |
サイズ | 幅345mm 奥行305mm 高さ256mm | 幅395mm 奥行305mm 高さ249mm | 幅395mm 奥行305mm 高さ249mm | 幅395mm 奥行305mm 高さ249mm |
メーカーサイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
2021年新モデルがオススメな人
- 2019年モデル以降のホットクックを使っている方、もしくはまだ持っていない方。
- 小さいお子さんがいるご家庭。
- ブラック(黒)のカラーリングに惹かれる方。
ホットクック自体は令和の必須調理家電と言ってもいいくらい優れた機能を持っていて、特に忙しく家事や育児をされている方にはオススメしたい家電です。
ただ、今回のモデルのアップデートの魅力はそんなに大きくないと感じています。
実際の調理動画なども見ましたが、まぜ技ユニットのパワーアップは限定的であることと、ホイップの泡立てには力不足感を感じました。(※指定時間どおり+追加の混ぜを加えてもハンドミキサーに敵わない。)
強いて言うならサイズがコンパクトになったことは評価が高いと思います。
なので、既にホットクックを持っている方の買い替えポイントはフッ素コートの内鍋であるかどうか。
2020年のモデルを使っている方は買い換える必要は時に無いと思います。
今、1番オススメのホットクックはどれ
2021年9月現在、1番オススメのホットクックは
2020年モデルの「KN-HW24F」になります。
※新モデルが発売されているので在庫限りになると思います。
KN-HW24Fをオススメする理由
- 内鍋が「フッ素コート鍋」(別で購入もできるが割高)
- 新モデルと比較しても普段遣いの中で必要な機能は全て備わっている。
- 2021年モデルはまだ価格が高い(7万円台後半)が、この機種なら4万円台で購入出来る。
それでも少し価格的に高いものだし、使用感を試してみたいという方には家電のレンタルサービスをオススメします。
私のオススメする2020年モデルなら1ヶ月お試しで7,980円で利用できます。
改めて実際に1年ほど使ってみての感想
私は2020年モデルの「 KN-HW24F 」を使っているのですが1年ほど使ってみての感想を改めて挙げたいと思います。
やはり、1番のメリットは「ほっとける」のでメイン料理をホットクックに作らせておいて、その間に味噌汁やスープ、副菜を作ったり、洗い物をしたり出来る点が非常に良いです。
1年使って1番気になったのは「カレーの味」です。
ホットクックの定番とも言えるメニューですがルーを変えても具材を変えても無水にしても何故か同じ様な味(後味)になるんです。
ハヤシライスまでもなんとなく後味が同じ様な感じになりました。
個々人によって「味覚」は異なりますが、私は気になった(しばらく使い続けることで気になるようになった)ポイントではあります。
この点については解決策を別記事で紹介しています
まとめ
今回は「ホットクック2021年新型」をご紹介しました。
まだ、持っていない方には非常にオススメな家電ではありますが、まだ値段的にも落ちていないので、もう少し値段が下がるまで待って購入するか、2020年モデルを購入するのが今はオススメです。
それでは、良いお買い物を!
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