最近、スマートホーム化に目覚めたケチケチトリです。
少し前に妻にAmazonEchoとスマート赤外線リモコン(NatureRemo)のセットをAmazonで購入したのですが、その時に悩んだことがあります。
SwitchBot(スイッチボット)とNature Remo(ネイチャーリモ)って何が違うの?
皆さんも同じように悩んだことはありませんか?
少し前まで、私の部屋には「SwitchBotハブミニ」を妻の部屋には「Nature Remo mini2」を設置していましたが、両方を使ってみて今回、私の部屋の「SwitchBot」を「NatureRemo」に置き換えることにしました。その理由や使い心地をレビューします。
この記事では
- Nature Remo mini2の導入・設定
- 実際に使ってみての感想
- SwitchBotとNature Remo miniの違いや使い勝手の比較
このようなことをまとめています。
結論としては「単体で使うならNature Remo mini2の方が使い勝手・性能面どちらにおいても優秀」だと感じました。
- スマートホーム化を検討している人
- 「SwitchBot」と「Nature Remo」どちらを購入すべきか悩んでいる人
- SwitchBotハブミニを単体で使っている人
Nature Remo のラインナップ
NatureRemoとは
NatureRemoは有名なSwitchBotハブミニと同じように家電の赤外線リモコンを記憶してスマートスピーカーなどと連携することでスマートホーム化を実現してくれる家電の1つです。
ラインナップ
ラインナップは大きく分けて3種類です。
SwitchBotのシリーズと異なりNatureRemoは赤外線センサーとWi-Fiによるだけに特化したシリーズとなっています。
なので、見た目や名前だけでは機能差が分かりにくいので個々にご紹介します。
1.Nature Remo mini2
NatureRemoの中では一番安価なモデルとなります。
定番のエアコン、テレビ、照明等の赤外線リモコン付き家電を記憶して制御でき、温度センサーやGPSも内蔵しているので、温度やGPSを活用したオートメーションコントロールも可能です。
2.Nature Remo mini 2 Premium
1で紹介したのと名前も同じじゃないかと思われるでしょうが、きちんと違いはあります。
画像の通り公式ページでは名称に差はありませんがAmazonの商品ページでは「Premium」と名称に入っていました。
まず、カラーが選べ、Nature BlueとBlackの2色から選べます。
次にできること自体は1と同じなのですが、1よりも赤外線の強度が1.5倍あります。
リモコンでの感度が悪い家電や少しNatureRemoからの距離が遠い家電をコントロールさせたい場合にはこちらのタイプがおすすめです。
3.Nature Remo 3
シリーズの中で最上位モデルとなります。
赤外線リモコン記憶による家電コントロールはもちろんのこと、1や2にはない4つのセンサーとBluetoothを搭載しています。これにより
- Bluetooth対応機器(mornin’ plus、Qrio Lockのみ)をコンロール
- 温度、湿度、照度、人感、GPSを搭載しているので、オートメーションの幅が多い
このようなことが1、2よりも優れています。
ただし、赤外線強度は1のモデルと同じになります。
Nature Remo 購入レビュー
今回、自分の部屋にもNature Remo mini2を追加で導入したので開封〜セットアップのレビューをします。
開封
- Nature Remo mini2本体
- USB-A to microBケーブル(1.5m)
- 取扱説明書
- スマート電機の案内カード
SwitchBotと同じく電源は入っていないので、USB-A給電ができる電源は別途購入しておく必要があります。
セットアップ
セットアップは最初のユーザー登録が少し面倒なくらいでかなり楽でした。
取扱説明書にもQRがあるので、読み取ってスマートフォンなどにアプリをインストールします。
次にメールアドレスなどを登録してユーザー登録をします。
自分の利用している端末を判断するには本体の背面の左上の「Model」の部分を見れば分かります。
デバイスが見つかり接続されると、後方のランプが緑に光ります。
Wi-Fiの自動検索もできるので、自宅のWi-Fiを選んでパスワードだけ打ち込めばOKです。
設定が完了すると、現在の部屋の温度が表示されます。その下の「+」をクリックすると追加する家電のカテゴリを選びます。
NatureRemoに向けてリモコンの赤外線を送信します。
ボタンは何でも構いません。
今回ご紹介してSTEP7〜9を繰り返すことでリモコンを登録していきます。
今回の画像を見ると室温が24.8℃、エアコンの設定が27℃というのもわかりますね。
Remo miniアプリのTOP画面の右下の「設定」を選んで、あとは自分の設定したいスマートスピーカーを選びます。
たったこれだけです!
スマートフォンにAlexaアプリなどをインストールしていることが前提ですが、Amazon Echoを導入していれば基本的にはインストールしてありますよね。
この設定が完了するとAmazon Echoの方にも通知されます。
連携がきちんとされていると分かるので、安心できますね。
良かったところ
実際に「Nature Remo mini2」(一番下のグレード)を使ってみてこの商品単体で良かったポイントを挙げていきます。
サイズがコンパクト
写真はSwitchBot Hub Miniとの比較です。
サイズが小さい方がNatureRemoですがサイズ感はひと回り小さく、厚みも0.8倍くらいの厚みとかなり小さいです。
私の実測では縦570✕横570✕厚み140mmでした。
存在感(設置スペース)がなければ無いだけ良いアイテムなのでメリットと感じました。
設定が簡単で安定感がある
今回設定する中で全く手間取る要素がなかったです。よくあるのが
- Wi-Fiを検知しない。
- 端末自体を検知しない。
などはこの手の端末のあるあるなのですが、そういったことが全くと言っていいほどありませんでした。
温度センサーがある
温度センサー搭載で追加でアイテムを設置したりしなくても、温度を検知してオートコントロールすることが可能です。
当然、室温も分かるのでスマートスピーカーで温度をお知らせさせることも可能です。
リモコンの細かい機能に対応していた(我が家の場合)
これは記憶させる家電のリモコンとNatureRemoとの相性の問題なので万人に言えるメリットではないですが、私の場合にはかなり細かくリモコンを読み取ってくれました。
例えば私の部屋の照明は「全灯」「常夜灯」なども標準のリモコンで可能なのですが、Switchbotではどちらも機能できずON/OFFだけのコントロールでした。
しかし、NatureRemoならそのどちらもコントロール可能でした。
ただし、全灯は挙動がおかしいので、あくまでコントロール的に反応したってレベルですが…
気になったところ
正直かなり満足度の高い商品ですが、少しだけ気になった点を2点挙げます。
給電がUSB-microB
基本的に充電したり、向き差しがある商品ではないのでそこまで問題ではないですが、万が一、断線したり、長さの異なるケーブルと交換したいときに今や汎用性が悪くなってきたこの規格のポートで無いほうが良いなと感じました。
稼働ランプが側面後方
この点はメリットとも言える部分ではあるのですが、稼働ランプが側面後方にあります。
しかもかなり小さいので、目立たないので稼働しているのかわかりません。
ただ、裏を返せば目立たないので「視界の邪魔になりにくい。」とも言えます。
ここは感覚論かもしれませんね。
SwitchBot Hub Miniとの比較
基本的にできることは赤外線リモコンを記憶して家電をコントロールする。
という点では同じですが、細かな違いがあります。
商品 | |||
価格 | 3,980円 | 5,980円 | 9,980円 |
設定のスムーズさ | 良い | とても良い | とても良い |
機能拡張の柔軟性 | 非常に豊富 | ほぼ無い | mornin’ plus Qrio Lock |
サイズ | 650✕650✕200mm | 570✕570✕140mm | 740✕740✕179mm |
赤外線 | ある | ある | ある |
Bluetooth | 非搭載 | 搭載 ※設定補助機能のみ | 搭載 |
温度 | 他のデバイス連携で可能 | 搭載 | 搭載 |
湿度 | 他のデバイス連携で可能 | 非搭載 | 搭載 |
照度 | 非搭載 | 非搭載 | 搭載 |
人感 | 他のデバイス連携で可能 | 非搭載 | 搭載 |
GPS | 非搭載 | 搭載 | 搭載 |
販売ページ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
温度や湿度と連携したい。かつ設置場所に困らないならSwitchbotの温湿度計とのセット(4,760円)を購入したほうが安くて湿度センサーも搭載できますね。
単体機能を見ると、どちらも一長一短ですが性能面を踏まえた選択方法を提案します。
- スマートリモコンをまずは入門機として導入したい人
- 少しずつ自分の用途に合わせて機能拡張をしたい人
- Wi-Fiの設定などが苦手で設定を簡単ににしたい人
- NatureRemoだけで自分のやりたいことが全てまかなえる人
- GPSに依存するオートメーションを活用したい人
まとめ
今回はNature Remo mini2のレビューとSwitchbotとの比較をしました。
今回私はNatureRemo mini2を導入しましたが
- 部屋がもう少し広かったら
- Switchbotのリモコン学習が私の部屋の照明との親和性が良ければ
この2つの要件が見合えばSwitchbotのまま運用していたと思います。
このスマート赤外線リモコンはスマートホーム化の1番代表的なアイテムなので、自分にあうものを選びたいですね。
選ぶ基準の一つとしてNatureRemoはホームページに代表的な対応家電の記載がありますので、そのあたりも参考にしたいただき、どちらが自分の環境やスキルに適しているかを考えるのがベターです。
それでは良いお買い物を!
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