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サンワサプライ「400-BTSH027」レビュー!オペレーター業務やWEB会議に便利なマイク付イヤホン

400-BTSH027
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耳を塞がないイヤホン愛好家のトリダイです。

今回、この記事を読んでいただきたいのは主にビジネスシーンで長時間ヘッドセットを利用する人です。

このような悩みはないですか?

  • 仕事中の使用で席が近い人の声を通話相手に漏れ聞こえないようにしたい
  • 長時間ヘッドセットを着けていると側頭部や耳が痛くなる
  • コスパが良くサポートもしっかりしている機器を導入したい

いつもは音楽用途メインのイヤホンを利用することが多いのですが、また違った観点でのメリットデメリットを紹介できると思いますので、ぜひ最後まで記事を読んでみてください。

メリット
デメリット
  • マルチポイント対応
  • 外付けマイクにより音の指向性が確保できる
  • 通話時のノイズキャンセリングが優秀
  • ヘッドバンド部分も柔らかく押さえも弱めなので長時間利用や頻度の多い着脱シーンに向いている
  • 音質がそこまで良くないので音楽観賞用としては不向き
  • ヘッドセットの押さえが非常に弱いため運動シーン向きでではない
  • マルチポイントの切り替えが他社製品と比べて面倒
  • スピーカー部分の厚みが大きい
この記事の筆者

<PROFILE>

  • 元家電量販店スタッフ
  • Mac・通信コーナー責任者
  • Mac使用歴12年
  • Apple Sales Professional
  • ズボラ、手が小さい、皮膚弱い、イヤホンが苦手
この記事がオススメな人
  • ヘッドホンの長時間の連続使用を目的としている人
  • イヤホンの着脱が多い人
  • 通話メインでヘッドホンを利用する人

こちらの記事はサンワサプライ様より商品提供を受けて作成しております。

目次

400-BTSH027の総合評価

評価

それでは総合的な評価をまずはつけました。

比較項目5段階評価
音質
(2 / 5.0)
マイク品質
(3 / 5.0)
本体の操作性
(3 / 5.0)
装着感(不快感の無さ・取り回し)
(3 / 5.0)
機動性(防水・外れにくさ)
(2.5 / 5.0)
ペアリングのしやすさ(切り替え含む)
(3 / 5.0)
アプリの使用感アプリなし
総合評価平均2.9点/5点

正直、音質面では満足できない人の方が多いと感じました。マイク性能もノイズキャンセリングはしっかり効くものの音質自体はイマイチかなと。

アプリもないのでその辺りを補完することもできない点も弱みになっていますね。

上の表には出てこない要素ですが、ネックバンド部分が非常に柔らかく、かなり装着感が優しい点と、何度もつけ外しをするようなシーンでは非常に便利でしたね。

400-BTSH027の基本情報

それでは次に細かいスペックなどをご紹介します。

スペック表

項目機能
価格5,480円
※2024年10月12日時点 公式サイト参考
カラバリブラック
接続Bluetooth標準規格 Ver5.3
コーデックSBC
マルチペアリング2台
マルチポイント2台
連続再生時間再生時間10時間
連続待受時間:最大150時間
片耳再生
重さ30g(外付けマイク含む)
本体サイズ(縦・横・高さ)横幅14×高さ4.5cm
防水性能IPX5
専用アプリなし
ワイヤレス充電非対応

最新のBluetooth規格には対応しているものの、コーデックがSBCだけといった点が音質面の弱さにもつながっているかもしれませんね。

しかし、ビジネスシーンでは活躍できる要素もかなりあって、連続待機時間の長さや防塵防水性能の高さは魅力ですね。

同梱物

  • ヘッドセット本体
  • 外付けマイク
  • 充電用USB-A to Cケーブル
  • マイク端子カバー×4個
  • 取扱説明書

パッケージは業務用って感じですが、箱の中身は反して少し高級感を感じます。

マイク端子カバーは紛失を想定してか、4つも入っていました。

外付けマイクの穴はカバーで隠せる

このようにマイク端子をカバーすることができます。

1度はめてしまえば、そうそう外れることはないくらいガッチリはまりますが、その代わりに結構着脱はしにくいです。

実際に付けたり外したりしていて「やっぱり失くしそうだな…」とは思いました。(笑)

付属ケーブルは短め

充電ケーブルは大体30cmですが、かなり短いので利用場所を選ぶと思います。

サイズ感・重量

手持ちのシャープペンシルと大体同じ長さ

サイズ感は他社のヘッドバンドタイプと比較してもそこまで大差はないですね。

スピーカー部分のサイズ比較

スピーカー部分は他社の形が近いものと比較すると一回りくらい大きいですね。

また、スピーカー部分に繋がっているケーブル部分もかなり分厚いです。

ケチケチトリ

着けていると結構存在感を感じますね。

外付けマイクを入れて30g

重量は公表値通りの30gでした。

この重さは同タイプと比較してもほぼ同程度の重さなので気になる人はいないとは思います。

ケチケチトリ

外付けマイクを含まなければ他社製品よりも逆に軽いくらいですね。

400-BTSH027のペアリングのしやすさ・マルチポイント

音質サウンド

次にペアリングの方法についてご紹介します。

ペアリングについては比較的、わかりやすい機種だとは感じました。

ペアリングの方法はシンプルで分かりやすい

右耳側のMFBボタンを長押しすることでペアリングモードになります。

あとはペアリングしたい機器側でこの機種(400-BTSH027)を選べばOKです。

ケチケチトリ

シンプルで簡単ですね!

ペアリングも安定していますし、不満はないですね。

マルチポイントの切り替えはスムーズさに欠ける

この機種は2台までのマルチポイントに対応しています。

ペアリングの切り替え手順
  • 1台目の再生を止める
  • 1台目の再生をしているアプリを落とす
  • 2台目の再生を始める

AirPodsのようにスムーズに後発の再生機器に切り替わるのはApple製品同士の特権なので難しいと思いますが、せめて②の要素は関係なく切り替わって欲しかったですね。

散財くん

他社メーカーに多いのは今回で言うと①→③だよね。

400-BTSH027の装着感や運動時の安定性

実際に装着した様子

写真からもわかるように、本体は意外と大きく存在感がありますが、メガネなどと干渉は気になりませんでした。ただし、この手のタイプはどうしてもマスクの着脱時には引っかかることがあるので、その点だけ注意ですね。

それでは、長時間使用時とスポーツシーンでの使用した際の使用感も詳しくご紹介します。

長時間使用時の装着感はかなり良い

サンワサプライ公式より引用

バンドの圧力が弱いおかげで長時間の装着は全く苦になりませんでしたね。

私のようなイヤホンの長時間利用が苦手な人でも5時間くらい付けていても平気だったので、かなり装着感は優しいと感じました。

スポーツ利用時に外れることはないが気になる

サンワサプライ公式より引用

バンドの圧力が優しい反面、運動時の上下振動の影響はかなり受ける印象です。

外れるほどではないですが、上下運動のたびに軽くズレる感覚があるので個人的には結構気になりました。

ケチケチトリ

実際に自宅の近くをランニングしてみましたが、装着感は気になりました(汗)

個人的にはスポーツシーン以外の方が向いているかな?といった印象

400-BTSH027の音質は用途を選ぶ

サンワサプライ公式より引用

他社製品と比較すると音質面ではかなり劣るように感じました。

全体的にこもった音質で音の分離感も感じにくいです。トーク中心のコンテンツや通話なら気にならないレベルの音質だとは思いますが、音楽や映画といったコンテンツを楽しみたい人にはオススメしにくいですね。

400-BTSH027はノイキャンが優秀なマイク

マイク音質はまずまずといった印象です。

単純なマイク品質としては少し集音力が弱いのか、音が少し小さめでクリアさには欠ける気がします。

外付けマイクを利用することで改善するかとも思いましたが、少なくとも私の環境では外付けのマイクを付けても付けなくても、ほとんど差は感じませんでした。

ケチケチトリ

マイクを付けることで劇的な変化が欲しかったな

ただ、ノイズキャンセリング機能はかなり優秀で、至近距離でかなり大きめの騒音(駅構内)を流してみましたが、その音を拾うことはほぼないですし、ノイズが流れている最中とそうでない時のマイク音質の差もほぼ無かったです。

そういう意味では様々な人の話し声が飛び交うオフィス用途としてはかなり有用な機種ではないかと感じましたね。

400-BTSH027は物理ボタンで操作性は良い

物理ボタンがあり、操作性はかなり良かったです。

物理ボタンを3つ搭載しており

  • MFBボタン・・・右耳のサイドにある基本コントロールのボタン
  • 音量+ボタン・・・右耳の上側にあるボタンで音量アップと曲送り
  • 音量−ボタン・・・右耳の下側のボタンで音量ダウンと曲戻り

このようになっています。

非常に操作性もよく手が濡れていても安定した操作ができるので、個人的にはタッチセンサーより好きなので好印象です。

400-BTSH027がオススメな人

  • イヤホンをつけっぱなしで長時間の作業をする人
  • 通話やオーディオブックなどが中心の使用方法になる人
  • 耳を塞がないイヤホンを使っても圧迫感が気になる人

この機種はとにかく圧迫感が少なく長時間の作業などに向いているので、長時間のWEB会議が頻繁にある人やオペレーター業務などに従事している人にはオススメできる機種だとは感じました。

逆に音質にこだわりたい人やマルチポイントを最大限に活用して再生機器を切り替えることの多い人だと満足しにくい機種になりやすいのではないでしょうか。

まとめ:400-BTSH027は作業向き

400-BTSH027
総合評価
( 3 )
メリット
  • マルチポイント対応
  • 外付けマイクにより音の指向性が確保できる
  • 通話時のノイズキャンセリングが優秀
  • ヘッドバンド部分も柔らかく押さえも弱めなので長時 間利用や頻度の多い着脱シーンに向いている
デメリット
  • 音質がそこまで良くないので音楽観賞用としては不向 き
  • ヘッドセットの押さえが非常に弱いため運動シーン向 きでではない
  • マルチポイントの切り替えが他社製品と比べて面倒
  • スピーカー部分の厚みが大 きい

正直、単独で使用する限りでは多少音質が気になる程度でオールマイティに使うことも可能だとは感じました。

ただ、他社の製品と聞き比べをすると音質面で物足りないと感じる人も多いと思いますので、トーク中心のコンテンツや長時間ミーティングや通話などに利用するユーザーにオススメできる機種になるのではないでしょうか。

あと、価格的にも比較的安い部類になるので、オペレーター業務の備品として大量に導入したい企業などにもオススメですね。

それでは、良いお買い物を!

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