Appleの純正キーボードって実際どうなの?
ロジクールやHHKBとかのキーボードを押している人は結構見るけどアップルのキーボードを使っている人少ないから実際の使用感はどうなの?
というわけで実際にAppleのキーボードを実際に購入して使用してみました。
<PROFILE>
- 元家電量販店スタッフ
- Mac・通信コーナー責任者
- Mac使用歴12年
- Apple Sales Professional
- ズボラ、手が小さい、皮膚弱い、イヤホンが苦手
- AppleのMagic keyboard(TouchID付き)の使用感が知りたい。
- Macで使う外付けのキーボードを探している。
- 使い心地の良いキーボードを探している。
Apple Silicon対応「Apple Magic Keyboard」を購入した理由
私は自宅では主に外部ディスプレイに接続してMacを利用しています。
その際に不便に感じるのが、ログインや各種認証です。
毎回、パスワード入力するのは面倒!
MacBookProのキーボードにあるTouchIDならば指を「ソッ」と添えるだけで、認証が完了するので、めちゃくちゃ便利です。
それをこの純正のTouchID搭載のキーボードならば外付けでも可能にしてくれるんです。
Apple Silicon対応「Apple Magic Keyboard」のサイズ感・重さ・打鍵感
キーボードデザイン | |
キー方式 | パンタグラフ |
サイズ | 高さ:0.41~1.09 cm 幅:41.87 cm 奥行き:11.49 cm |
重さ | 369 g |
給電 | 内蔵バッテリー(連続使用約1ヶ月) |
ポート | Lightningポート(ペアリング&充電用) |
同梱物 | USB-C – Lightningケーブル |
マルチペアリング | 非対応 |
システム要件 | AppleシリコンとmacOS 11.4以降を搭載したMac |
今回購入したのはフルサイズタイプです。
フルサイズしかないけど、ブラックのキーはめちゃくちゃカッコいい!
私は事務作業をすることが日ごろから多いので、テンキーを使うことに馴染んでいるので、フルサイズを選びました。
本体のサイズは一般的なフルサイズキーですね。
テンキーレスもあります。人気なのはこちらですね。
まず最初に持ち上げたときの感想は
軽い!!
でした。
それもそのはず、自分が普段使っているMXKeysと比較すると
- MXKeys・・・約810g
- Apple Magic Keyboard・・・約369g
こんなに差があります。
打鍵感はペチペチ感が強いです。
押したという感覚すら無いくらいフラットな感じで、好みが分かれると思います。
Apple Silicon対応「Apple Magic Keyboard」の良かった点
私が利用して感じた「良かった!」点をご紹介します。
Macと馴染むデザインでカッコいい
写真を見ても分かる通り、シルバー地にブラックノキートップは凄くMacと馴染みますし、カッコいいです。
デザイン的にはトップクラスだと感じました。
このブラックのキートップはフルサイズキーボードのみですね。
接続は優先と無線どちらでも簡単にできる
接続方法は2通りでどちらも簡単です。
- 付属のUSB-C – LightningケーブルでMacと繋げるとペアリング完了(以降はBluetoothで自動接続)
- Macのシステム環境設定のBluetoothからMagic keyboardを選ぶ
どちらの方法でも簡単に接続できすね。
ワイヤレスで設定する場合にはキーボードの電源をオンにして、システム環境設定→Bluetoothから設定可能です。
わざわざペアリングモードにしたり等の手間もないのでメチャクチャ簡単です。
TouchIDによる認証は唯一無二スピーディで便利
このキーボードの最大の強みともいえるのではないでしょうか。
とにかくあらゆるパスワード認証が指1つで完結します。
Touch IDで簡略化できること
- Macのロックを解除する: このMacをスリープ解除するときにTouch IDを使用してロック解除します。
- Apple Pay: Touch IDを使用してこのMacでApple Payを使用して行う購入を完了します。
- iTunes Store、App Store、およびApple Books: Touch IDを使用してこのMacでAppleオンラインストアから行う購入を完了します。
- パスワードを自動入力する: Safariおよびその他のアプリケーションで要求されたときに、Touch IDを使ってユーザ名とパスワードを自動入力したり、クレジットカード情報を自動入力したりできます。
- ファストユーザスイッチ: Touch IDを使用してこのMacのユーザアカウントを切り替えます。
この恩恵は他のキーボードでは得られない要素なので、このTouch IDのみを目的として購入するのも悪くないと思います。
キーボードは他の自分の沖サン ?にい入りのものを使い、認証だけMagic Keyboardを使うスタイル
本体がとにかく軽くて薄い
とにかく薄くて軽いです。
力を加えればすぐに曲がってしまいそうなくらい薄い。
省スペースでキーボードを管理したい人にはとてもうれしい要素です。
テンキーレスならモバイル要素でも活躍しそうですね!
Apple Silicon対応「Apple Magic Keyboard」の気になった点
個人的に気になった点は3つありますので、細かく解説していきます。
非常に軽い打ち心地は好みが分かれる
とにかく打ち心地は軽いです。
キー自体も浅い点もありますし、本体も薄く、軽いことがそれに拍車をかけている感じがします。
これはかなり、好みが分かれそうです。
本体が軽いため、机の材質によっては本体がタイピングだけで滑る
机の材質や打鍵の強さにもよりますが、私の場合にはキーボード自体が左右にブレたり、前後に動いたりと非常に困ったことになりました。
私は少し強めにタイピングするので、余計に滑りやすかったです(汗)
ゴム足をつけたり、デスクマットを敷くことで対処はできるとは思います。
薄型の滑り止めのゴム足
レザーデスクマット
fnキーの位置が使いにくい
これは個人的に使い勝手の問題ですが、このキーボードは「fn」(ファンクション)のキーがスペースキーの横並びにはありません。
そこまで頻度高く使うキーではないですが、F1やF2などのFキーをメディアキーとして使うことがあり、その際に右下や左下にないとすごく違和感を感じることがありました。
個人的には結構気になりました。
Apple Silicon対応「Apple Magic Keyboard」がおすすめな人
- 見た目がMacに馴染み、カッコいい
- Macなら接続がめちゃくちゃ簡単
- Touch IDによる認証はスピーディーで唯一無二
- 本体がめちゃくちゃ軽い
- 打ち心地が軽すぎて好みが分かれる
- 本体の重量も軽いためタイピングで本体が滑ることがある
- fnキーの位置が使いにくい
Touch IDは確かに非常に便利ですが、打鍵感や打ち心地を重視する人にはちょっと物足りない部分もあるかもしれません。
- Macとの見た目も含めた親和性を重視する人。
- キーピッチが浅いノートパソコンのようなキーボードが好きな人
- Touch IDによるセキュリティ解除のスムーズさを何よりも重視したい人
こういった人にはとてもおすすめの機種になります。
購入先はApple直販以外(Amazonや楽天、家電量販店)の方が値段自体は安いですが、返品交換不可になるのと、結局修理となるとAppleでしか対応できないので、その点だけは注意してください。
それでは、良いお買い物を!
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