耳を塞がないオープンイヤーイヤホン愛好家のトリダイです。
私は耳をふさがないイヤホンをずっとオススメしていて、その付け心地の軽さから1日中使えるものやスポーツシーンでの活用できるものを紹介してきました。

全ての人が1台は持っていて損はないイヤホンだと本気で思っているんですよね!



でもさ、今まで有線のイヤホンしか使ってこなかった人だと設定とか難しそうだよね(汗)



確かにそうだよね!
ペアリングの方法や音質をしっかり設定しないと本来の性能を発揮できない機種も実際にあるしね



説明がわかりやすいとか、直感的に使いやすい機種がうれしいんだけどなー



今回紹介するAnkerのイヤーカフ型のイヤホンは「付け心地」「使いやすさ」「わかりやすさ」を備えた機種だからワイヤレスイヤホン初心者の人にもすごいおすすめの機種編んだよね!
確かにどれも非常に優秀なイヤホンなんですが、このように感じたことはありませんか?
今回ご紹介するイヤホンはもしかしたらそのようなワガママさんの要望を叶えてくれるイヤホンになる1台だと思いますので、ぜひ記事を最後まで見ていってください!


<PROFILE>
- 元家電量販店スタッフ
- Mac・通信コーナー責任者
- Mac使用歴12年
- Apple Sales Professional
- ズボラ、手が小さい、皮膚弱い、イヤホンが苦手
- イヤホンをつけっぱなしにして1日中過ごしたい人
- 耳を塞がないイヤホンの中でも多機能なものが欲しい
- コスパのいいイヤホンが欲しい人
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)の総合評価


それでは総合的な評価をまずはつけました。
比較項目 | 5段階評価 |
---|---|
音質 | (3 / 5.0) |
マイク品質 | (3 / 5.0) |
本体の操作性 | (4.5 / 5.0) |
装着感(不快感の無さ・取り回し) | (3.5 / 5.0) |
機動性(防水・外れにくさ) | (4.5 / 5.0) |
ペアリングのしやすさ(切り替え含む) | (4 / 5.0) |
アプリの使用感 | (4 / 5.0) |
総合評価平均 | 3.8点/5点 |
個人的には音質面ではあまり好みではなかったです。



Ankerさんのイヤホンの音は全体的に低音に重きを置いているからだとは思います
ただ、使用感はトップクラスに良くて、特に最初のペアリングや設定などのわかりやすさは抜群ですね。付属の紙のマニュアルだけでも十分に理解することも可能だとは思います。
また、イヤーカフ型としては珍しいサイズ調整のパーツが付属しており意味へのフィット感を調整できるなど、とにかく使いやすさは抜群ですね!
Soundcore C40iのスペック表
項目 | 機能 |
---|---|
価格 | 12,990円 |
カラバリ | メタリックグレー |
接続 | Bluetooth標準規格 Ver5.4 |
コーデック | SBC、AAC |
マルチペアリング | 2台 |
マルチポイント | 2台 |
連続再生時間 | 再生時間7時間。 ケース充電併用で最大21時間 |
片耳再生 | 対応 |
重さ | 片耳 約5,8g |
本体サイズ(縦・横・高さ) | 約29 × 24 × 18mm |
防水性能 | IPX4 |
専用アプリ | あり |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
必要なスペックはおさえてありますね。ただ、防水性能はそこまで高くないので、ダラダラ汗をかくようなシーンだと少し不安ですね。



性能的には可もなく不可もなくといったとこだね!
Soundcore C40iの同梱物




- 本体&ケース
- 充電ケーブ(USB-A to C)
- イヤーカフキャップ(サイズ調整用)
- クイックスタートガイド
- 簡易ガイド
説明書が2つもついている充実ぶりですね。


内容的にはすこし重複しているぶぶんもありますが、堅い紙の方(写真右側)は操作方法やアクセの取り付けなど普段使いでわからなくなることだけをまとめてくれていて、非常に便利に活用できると感じました。
Soundcore C40iのサイズ感・重量


ケースは一般的なサイズでクセはなく、比較的、正方形に近い感じで丸っ子印象を受けました。


側面から見ても丸っこい感じですね。


イヤホン本体は他のイヤーカフタイプと比較すると少し大きいようには感じますね。こちらも全体的に丸っこい感じです。


ケースの開口部にはインジケーターランプがあり、ペアリング中かペリンズ済みなのか、もしくは充電中か充電完了かを知ることはできます。



細かい状況を確認する為のインジケーターという感じではないですね


背面には充電用のUSB-Cポートが搭載されています。
このケースは無線充電には対応していないので、充電の際には毎回このポートのお世話になることになります。


底面にはリセットボタンが搭載されています。長押ししないとリセットはされないので誤ってリセットすることはないとは思います。


イヤホン本体は前方にスピーカーがあり、後方に充電端子が備わっています。
この辺りは結構パーツとしては大きめだとは思います。


重量は片耳で約6gでした。(メーカー公表値5.8g)
軽い方ではありませんが装着していて重いと感じることはないレベルの重量ですね。あとでも触れますが、イヤーカフ型なので装着感の良さもあり重さで不快感を感じることは全くありませんでした。
Soundcore C40iの音質


音質的には少し低音寄りの音質ですね。
ただ、そのせいか音のクリアさに少し欠けるように感じました。
私のようにボーカルの声がクリアに聞こえて、音の分離感が明瞭な方が好きな人にはちょっと物足りないかもしれませんね。



この機種に限らずAnkerのイヤホンはデフォルトで少し低音強めで音のクリアさはイマイチってイヤホンが多いので、人によって評価がの差がすごく分かれるかもしれませんね
このイヤホンには専用アプリもあるので音質は調整できるようになってはいます。





4種類のプリセットにカスタムEQもあるんだね!しかも3Dオーディオにも対応しているなんてすごいんじゃない!?



そうなんだけど、全てのプリセットやカスタムEQも試してみたんだけど大して音質が変わんらないんだよねぇ…



えっ…
例えば、BOSEの機種などで空間オーディオをオンにすると明らかに音質の変化がわかるのですが、この機種は変化率が低くて、多少寄せたってレベルにしかならないんですよね。
Soundcore C40iのマイク性能
マイクの品質はうーん、ちょっとイマイチな気がします。
全体的にこもった音質位のように感じました。


また、ノイスキャンセリング機能も備えているようですが、動画で確認していただくとわかりますが、ノイズは確かに誤魔化してはいますが後ろでハウリングしているかのような音がしており、不自然さを感じますね。
Soundcore C40iの操作性


このイヤホンはイヤーカフ型としては珍しく物理ボタンを採用しています。



タッチセンサータイプだと汗をかいた手などでは反応しないこともあるので、スポーツシーンで使いたい人には嬉しいですね!


本体が大きい分、ボタンも非常に押しやすく操作しやすいです。
また、ボタンの位置も非常に良くて本体をつまむような感じで押し込めるので、非常に押しやすい点も嬉しいですね。
Soundcore C40iのペアリング・安定性


ペアリングについてもクセがなく使いやすい仕様ですね。アプリの補助的な機能もあるのでマルチポイント接続」は非常にしやすかったです。
それでは詳しく解説します。
ペアリングの設定方法
初回のペアリングはケースを開けると自動でペアリングモードになるので接続したい機種のBluetooth設定から接続ができます。


手動ペアリングのやり方は、ケースに本体を戻してケースにあるボタンを2回連続で押すと新しい機器とペアリングできるようになります。



このボタンを10秒以上押し続けるとリセットになるので気をつけてくださいね。
マルチポイントの仕様
マルチポイントはアプリから行えます。



アプリから設定できるとメチャクチャ楽なので本当にありがたい!




マルチポイント接続方法
- 1台目の機器とペアリングをする
- アプリから「マルチポイント接続」を選択する
- 「新しい機器と接続する」を選択する
マルチポイントの仕様
- 先に流している機器の音源の再生を止める(ブラウザやプレーヤーを終了させなくても良い)
- 別の流したい機器の再生を開始すると再生機器が切り替わる。(先に流している機器の再生を止めないと切り替わらない)
何度も言いますがアプリでマルチポイントが制御できるのは本当に嬉しい点ですね。
アプリに対応していないと、いちいちスマホのBluetoothを一旦切らないといけなかったりするので、それがないだけでもかなり嬉しいです。



マルチポイントの精度もかなり高く、切り替え時のラグみたいなものもほぼありませんね!
Soundcore C40iの装着感や運動時の安定性


実際に長時間の使用と軽いランニングをしてみましたので、その感想などを詳しくご紹介します。
長時間使用時の不快感は全くない


イヤーカフ型なだけあってやはり装着感はいいですね。長時間付けっぱなしでも全く不快感はなかったです。
ただ、私の場合は耳にはめてもなんだかゆるい感じがして、体の動きに応じて動く点は気になりました。この点は下↓で詳しく触れます。
スポーツ利用時の安定感


少し自宅の周りをジョギングしてみましたが、非常に付け心地も良かったです。
そして、この機種の最大の特徴と言えるかもしれませんが、フィット感を調整するためのキャップ(MとLの2種類)が付属しています。そのため、さらに快適なフィット感を得ることができそうです。



自分はキャップを何もつけない状態でジャストフィットなので利用しませんでしたが、耳が小さい人だとフィット感を高めることはできそうです!
この機構は他のイヤーカフ型ではみたことがないので非常に嬉しいですね。
アプリ「soundcore」の使用感


Ankerのイヤホン共通となるアプリですね!
全体的に非常に作りも良くてやはり使いやすさの面ではトップクラスです。


iOSでもAndroidでも対応しています。


アプリでできること
- サウンド調整
- 本体コントロールの変更
- マルチポイント接続
- バッテリ=残量通知のオンオフ
- イヤホンのファームウェアアップデート
機能はしっかりおさえてあり、得にマルチポイント接続の補助機能があるのは嬉しいですね。


ただ、サウンド調整は変更してもイマイチ変更を感じにくいので、あまり精度が高くないかもしれませんね。



私の耳では3Dオーディオにしても音の立体感をあんまり感じなかったです(汗)


Anker Soundcore C40iがオススメな人
- 音のクリアさよりも低音の響きを重視したい人
- 難しい設定が苦手な人
- これまでイヤーカフ型を使ってみたけど、フィット感に満足を得られなかった人
このような人には非常にオススメできる機種だと思います。
この機種は高音の音の分離感などは少し弱いですが、低音はかなりしっかり響くのでズンズン低温が響くような音楽だと非常に合うと思います。
また、この機種はとにかく電子機器の設定などが苦手な人でも安心して使えるくらい、設定マニュアルなどが充実していますし、設定も非常にわかりやすくなっています。
この手の設定が苦手でわずらわしさを感じたことがある人には本当におススメした異機種ですね。
Anker Soundcore C40iは使いやすさナンバーワンのイヤーカフ型


- 説明書やユーザーガイドも充実していて電子機器が苦手な人でも使いやすい
- フィット感を自由に調整できるサポーターが付いている
- 物理ボタンが非常に押しやすく使いやすい
- マルチポイント対応
- 低音はそれなりに響くが、全体的に音がこもっており音質もハイエンドに比べると軽い
- キャップをつけなくてもそれなりに耳への圧迫感はあるので人を選ぶ
- ノイズキャンセリング時のマイク音質が不自然


私が実際に使用してみた感想としては、「クセがなく、とにかく使いやすいイヤホン」という印象を受けました。
説明書の見やすさ、フィット感を高めるためのキャップなどとにかくユーザーの使い勝手に配慮した設計になっている点はとても好感が持てます。
イヤホンの音質としては低音が強めで音源によってはこもったような印象を受けました。個人的にはボーカルの声が通り高音の分離感などが明瞭な方が好きなので音質があまり好みでは無かったです。ここはあくまで私の好みもあるとは思いますが…
また、マイク性能もノイズキャンセリングは搭載しているものの、騒音がそれなりにあると不自然な感じになってしまうので、外出先での通話性能もそれほど高くないので用途は選ぶかもしれませんね。
特に使いやすさを重視したい人ならばお勧めできると思いますのでぜひ候補として考えてみてはどうでしょうか。
それでは、良いお買い物を!
コメント