耳に入れるイヤホンが苦手で何個も耳を塞がないイヤホンを試してきたケチケチトリです。
とはいえ、耳を塞がないイヤホンと言ってもいろんな種類がありますよね!
- 自分が欲しい機能はどこを参考にしたらいいの?
- 形が色々違うけど何が違うの?
- 音質や使い勝手は何を参考にしたらいいの?
このように感じたことはないでしょうか?
今回は実際に私が使った耳を塞がないイヤホンを徹底的に比較して使ってきた中で
選ぶポイントはここだったな!
と感じたポイントをご紹介していきます。
また、タイプ別のオススメもご紹介していきますね。
<PROFILE>
- 元家電量販店スタッフ
- Mac・通信コーナー責任者
- Mac使用歴12年
- Apple Sales Professional
- ズボラ、手が小さい、皮膚弱い、イヤホンが苦手
- 普通のイヤホンだと耳が痛くなる人
- 耳を塞がないイヤホンを買いたいけど、どれが自分に合っているか分からない人
- どんな耳を塞がないイヤホンがあるか分からない人
耳を塞がない、ながら聴きイヤホンってどんなもの?
耳を塞がない、ながら聴きイヤホンは最近のテレワークなどが増えた中で人気が出てきています。
また、私のように普通の耳に入れるタイプのイヤホンだと耳が痛くなったりする人にもとても是非、1度は試してもらいたいタイプになります。
ただ、メリットばかりではなく、デメリットもあります。
- 耳や頭が痛くなりにくい。
- 周囲の音が聞こえるのでオンライン会議に出席しながら、料理をしながら、周囲の音を確認することができる。
- イヤーチップのサイズなどを気にしなくていい。
- 音質が耳にいれるイヤホンよりも劣りがち。
- 音漏れがしやすい。
- サイズが大きいものが多い
どんなタイプ(形状)があるのか?
実際にどんな種類があるのかを形状ごとにご紹介します。
形状によって、かなり付け心地や使い勝手が変わってくるので大きな要素になります。
一部、複数の要素が組み合わさった機種もあります。
ヘッドバンドタイプ
骨伝導タイプのイヤホンに多い形状です。
左右が独立していないので紛失などはしにくいのですが、使用シーンによってはバンド部分が気になる人もいるかもしれません。
ヘッドバンドの長さは通常サイズ以外にも短めのものもあるので、自分に合ったものを選ぶことができます。
オープンイヤータイプ
耳とイヤホンの音が出る部分の間に隙間があり、耳元にスピーカーを置いているようなイメージを持ってもらうとわかりやすいです。
その構造から音漏れなどはしやすいですが、耳への負担が少ないです。
さらにこのシリーズは通常のイヤホンの様に耳の穴にイヤホン本体は入れ込むタイプと耳の外側に引っ掛けるタイプの2種類に分かれます。
耳の穴に入れるタイプ
普通のイヤホンに構造が近いのでサイズがコンパクトで装着時も目立ちにくく音質も高い傾向にありますが、耳への負担は大きめです。
イヤーフックタイプ
耳に引っ掛けるタイプになります。このタイプは半分は耳に入れ込むのでそれなりに音質がいいものが多いです。ただ、耳の形状によって装着感や音質が左右されやすい側面もあります。
イヤーカフタイプ
耳の外側へ引っ掛けて、固定するタイプになります。
耳の穴への干渉が全くないので装着感をとにかく大切にしたい人にはオススメです。
また構造上、非常に外れにくいのでスポーツシーンにも最適。
ただ、このタイプは種類が非常に少ないので選択肢が限られる点はデメリットですね。
音源のタイプ
音源の種類も全て同じではなく耳を塞がずにどれだけ高音質を保てるか各メーカーさんが工夫されています。
音の出し方によるによる差
同じ耳を塞がないイヤホンでも音源の出し方(耳への伝え方)が異なります。
大きく3種類あって、音質や装着感の差が生まれやすい要素でもあるので詳しく解説していきます。
スピーカータイプ
これは単純に耳元で音源をならすタイプです。
ボリューム次第ではかなり音漏れしますが、最近は音が発せられる方向を細かく調整してくれる機種もあり、多少は音漏れはしても、何の音源かはわからないくらいの商品も多いです。
骨伝導タイプ
こめかみに振動肢をつけることでその振動を耳の奥に伝える方式です。
このタイプは安いものだと音がぼんやりした感じになりやすいですが、有名メーカーのShokzなどのものはかなりしっかりした音質になっています。
音漏れは骨伝導といえど、骨に振動を伝えると同時に空気も振動させるので、ある程度はすることを想定しておいた方がいいですね。
軟骨伝導タイプ
骨伝導の一種なのですが、頭蓋骨ではなく耳の軟骨へ音を伝える方式になります。
基本的には特徴は通常の骨伝導と同じですが、軟骨伝導は
- 頭への圧迫感が少ない。
- 音のステレオ感がより出やすい
といった特徴があります。
ただ、種類が本当に少ないので選択肢も限られる点がデメリットですね。
ドライバーサイズによる音質の差
いわゆるスピーカー部分に当たります。
- 口径が大きいほうが低音が得意で振動が少ない。
- 口径が小さい方が高音が得意だが、大音量の際に振動しやすい。
この様な傾向があります。
低音過多の大音量を好む若い方には大きめのドライバーが好まれる傾向はあります。
イヤホンのコーデックのタイプ
コーデック種類 | 特徴 | 説明 |
SBC | 遅延:大 音質:普通 | ほぼ全てのワイヤレスイヤホンに対応 |
AAC | 遅延:中 音質:高音質 | iPhoneとAndroid 8.0以降に対応 |
aptX | 遅延:小 音質:高音質 | Android4.x以降に対応 |
aptX LL | 遅延:極小 音質:高音質 | 最も低遅延でゲームや動画視聴に最適 |
aptX HD | 遅延:小 音質:ハイレゾ相当 | aptXを上回る最高音質 |
aptX Adaptive | 遅延:小 音質:ハイレゾ相当 | ビットレート可変により接続安定性向上 |
LDAC | 遅延:極大 音質:ハイレゾ相当 | SONYが開発したサンプリング周波数96kHz対応のハイレゾ相当音質 |
イヤホンにはコーデックというものがあり、どのコーデックにイヤホン側と音源側側が対応しているかで音質や音の遅延度合いが変わってきます。
イヤホンと音源の片側だけの対応じゃダメで、両方が対応しているコーデックが使用できるんだね。
表を見てもらえるとわかる通り、ゲームや状況が目まぐるしく変わる音源を楽しみたいならaptX系を選び、とにかく高音質を楽しみたいならLDACを選ぶのがベストと言えます。
音質はaptXよりもLDACの方がいい評判を聞きます!
防水防塵の性能
以下の表を参考に性能を判断して下さい。
基本的に数値が高いほど、汗やホコリに強いと言えます。
防水性能一覧
IPX4 | 水の飛まつに対して保護 |
IPX5 | 直接的な噴流を保護 |
IPX6 | 勢いの強い噴流にたいしても保護 |
IPX7 | 水面下15cm~1mで、30分間沈んでも保護 |
防塵性能一覧
IP4X | 直径1.0mm以上のものの内部侵入を防ぐ |
IP5X | 粉塵の侵入を完全には防止できないが、電気機器の動作を阻害するレベルでの親友は防ぐ |
IP6X | 一切の粉塵をカットする |
筆者がオススメする機種
私がオススメする「音質がいい機種」「付け心地が快適機種」をそれぞれご紹介します。
音質重視のおすすめ機種
私が試した中で音質が良かった機種はSONYの「LinkBuds WF-L900」です。
- 音質がこの手のタイプの中ではずば抜けていい
- アプリによるカスタマイズやペアリングなどアプリも優秀
- マルチポイント、マルチペアリングに対応
付け心地重視の機種
私が色々と試した中だとambie sound earcuffs (アンビー サウンド イヤカフ) AM-TW01が1番でした。
- 耳を一切塞がないので装着していることを忘れるくらい。
- 音質はフラットで人の話し声は非常に聞き取りやすい。
- マルチペアリングには対応しているが機器の切り替えは面倒。
まとめ
今回は耳を塞がないイヤホンの種類やオススメを紹介しました。
一般的なイヤホンが苦手な人でも音楽やラジオ、動画を楽しみたい人の強い味方です。
ぜひ、普通のイヤホンが苦手な人はこの記事を参考に自分に合った機種を探してみてください。
それでは、良いお買い物を!
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