耳を塞がないオープンイヤーイヤホン愛好家のトリダイです。
とりわけそんな中でもイヤーカフ型のイヤホンの装着感は本当に気に入っています!
実際にこれまでも多くのイヤーカフ型のイヤホンをご紹介してきました。
これまで紹介してきたイヤーカフイヤホンの一部
確かにどれも非常に優秀なイヤホンなんですが、このように感じたことはありませんか?
- イヤーカフ型でもっとコスパと音質を両立できるイヤホンが欲しい
- 操作感が快適なイヤーカフ型イヤホンが欲しい
- 自分好みの音質に調整ができるイヤホンが欲しい
今回ご紹介するイヤホンはもしかしたらそのようなワガママさんの要望を叶えてくれるイヤホンになりうる1台だと思いますので、ぜひ記事を最後まで見ていってください!
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<PROFILE>
- 元家電量販店スタッフ
- Mac・通信コーナー責任者
- Mac使用歴12年
- Apple Sales Professional
- ズボラ、手が小さい、皮膚弱い、イヤホンが苦手
- イヤホンをつけっぱなしにして1日中過ごしたい人
- 耳を塞がないイヤホンの中でも多機能なものが欲しい
- コスパのいいイヤホンが欲しい人
イヤーカフ型オープンイヤーイヤホンの特徴
耳を塞がなイヤホンと一概に言っても種類はいろいろあります。
詳しくはコチラの記事を読んでいただきたいのですが、簡単にここでも紹介します。
耳を塞がないイヤホンの形状には
- ヘッドバンド型
- イヤーフック型(耳掛け式)
- イヤーカフ型
- 特殊型(ドーナツ型)
大きく分けるとこの4種類になります。
今回ご紹介する機種にも採用されているイヤーカフ型のメリットとデメリットを今回はご紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
○耳を挟み込むのでホールド力が高い ○メガネやサングラスとの干渉が少ない | ○耳との接触部分が少ないので耳が痛くなりにくい×本体のサイズが小さいので本体による操作がしにくい ×本体の左右や前後がわかりにくい | ×本体のサイズに制約があるため音の迫力に欠ける機種が多い
装着感や長時間使用には向いていますが、音質面では不安な機種も多いのかもしれませんね。
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)の総合評価
それでは総合的な評価をまずはつけました。
比較項目 | 5段階評価 |
---|---|
音質 | (4 / 5.0) |
マイク品質 | (3.5 / 5.0) |
本体の操作性 | (4 / 5.0) |
装着感(不快感の無さ・取り回し) | (4 / 5.0) |
機動性(防水・外れにくさ) | (3.5 / 5.0) |
ペアリングのしやすさ(切り替え含む) | (4 / 5.0) |
アプリの使用感 | (5 / 5.0) |
総合評価平均 | 4.0点/5点 |
イヤーカフ型としてはかなり音質に厚みがあって、音質的にはかなりいいと感じる人が多そうです。専用アプリの出来も良くて各種調整が非常にしやすい点も評価が高いです。あと、なんといってもこの価格帯でこの音質が得られる点は大きいですね。
少し気になった点としては装着感でしょうか。
全体的にかなりゆるく上下に揺れる運動をした際には外れはしませんがイヤホンが動く感じがしたのは個人的にはかなり気になりました。
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)スペック表
項目 | 機能 |
---|---|
価格 | 7,280円 |
カラバリ | ブラック |
接続 | Bluetooth標準規格 Ver5.4 |
コーデック | SBC、AAC |
マルチペアリング | 2台 |
マルチポイント | 2台 |
連続再生時間 | 再生時間6時間。 ケース充電併用で最大24時間 |
片耳再生 | 対応 |
重さ | 片耳 約5g |
本体サイズ(縦・横・高さ) | 31.34×14.69×29.05mm |
防水性能 | IPX5 |
専用アプリ | あり |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
最新のトレンド的な要素は最低限しっかりと押さえてある機種ですね。
それなのに、この価格はコスパが良すぎますね!
急速充電にも対応していて10分の充電で2時間の再生が可能なんですよね!
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)同梱物
- 本体&ケース
- 充電ケーブ(USB-A to C)
- ユーザーガイド(マニュアル)
- アプリガイド
他社の商品と比較して付属の充電ケーブルがメチャクチャ短い点と前作のBreezyでも気になりましたが説明書が非常に見にくいです。
項目ごとに多言語で記載してあるのですが、言語ごとにまとめてくれた方が格段に見やすいと思うんですよね
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)のサイズ感・重量
ケースは一般的なサイズでそこまでサイズ感は気にならないと思いますが、本体はイヤーカフ型の中では少し大きめの部類だと思います。
実際にHUAWEIのFreeClipと比較したのが上の写真ですが、耳の後方にあたる部分以外はカーブのサイズもクリップ部分の太さもスピーカー部分も大きいです。
とはいえ、重量としては公式値5g(私の計測では6g)なので、そこまで重いと感じることはないと思いますね。
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)の音質
音質は安いイヤーカフ型にありがちな軽い音質ではなく、低音がしっかり響くタイプですね。
低音が強めとはいえ、トーク中心のコンテンツ中心の視聴でも十分満足できます。
同じくsoundpeatsから発売されているBreezyに近い音質ですが、このCCイヤーカフの方が個人的にはデフォルトの設定のままでも違和感なく利用できる感じはしましたね。
ただ、やはりアプリで音質調整をした方がかなり好みの音質になります。
Breezyをご紹介した際にも触れましたが、アダプティブイコライザーで自分の耳のテストをするとかなり自分好みの音質に勝手になってくれます。
あと、個人的には「ダイナミックEQ」もオンにすると音に深みが出る様に感じましたね。
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)のマイク性能
マイクはかなりクリアで聞き取りやすいと思います。
普段使いも問題ないですね!
ノイズキャンセリングも搭載していて確かに騒音下でのノイズは除いてくれますが、電子音の様な音がなんとなくバックグランド的に流れている感じはわかるので、自然さはないかもしれません。
あと、私の場合ですが何度か電話に出た際にイヤホンが通話端末にならない現象が発生しました。(スマホ側が通話端末になる)
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)の操作性
画像の赤丸のあたりをタップすることでコントロールが可能です。
ただ、結構強めにタップしないと反応しないことが多々ありましたね。誤動作防止の意味合いもあるかもしれませんが…
デフォルトの設定
またこのタップ操作の設定をアプリで好みにカスタムすることも可能です。
割り当て可能項目
個人的に「音量の調整」「曲のスキップ」「再生と一時停止」を自由に配置できる点は非常に嬉しいですね。
物理的な操作性は少し気になる点はありますが、システム的な設定範囲は完璧ですね。
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)のペアリング・安定性
ペアリングについては一般的な方法になりますので、クセは全くないですね。
それでは詳しく解説します。
ペアリングの設定方法
初回のペアリングはケースを開けると自動でペアリングモードになるので接続したい機種のBluetooth設定から接続ができます。
手動ペアリングのやり方は、ケースに本体を戻してケースにあるボタンを3秒長押しすると白いランプが点滅してペアリングモードになります。
このボタンを10秒以上押し続けるとリセットになるので気をつけてくださいね。
ただし、ぺリング時の機器一覧としては「PearlClip Pro」の名称が出てきます。「CCイヤーカフ」とは出てこないので注意ですね。
マルチポイントの仕様
マルチポイント接続方法
- 1台目の機器とペアリングをする
- 1台目の機器との接続をBluetoothをOFFにするなどして切る
- 2台目の接続したい機器と手動ペアリングをする
- 1台目のBluetoothをオンにすることでマルチペアリングが確立する
マルチポイントの仕様
- 先に流している機器の音源の再生を止める(ブラウザやプレーヤーを終了させなくても良い)
- 別の流したい機器の再生を開始すると再生機器が切り替わる。(先に流している機器の再生を止めないと切り替わらない)
マルチポイント対応イヤホンの代表的な設定方法と仕様とはいえますが、この設定方法は個人的には、少し面倒なのでアプリなどで制御する仕様にしてくれたら利便性がもっと上がったのに…とは感じました。
ただ、マルチポイントの精度は非常に高く切り替え時のノイズやラグはほとんどないので非常使い勝手は良いです!
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)の装着感や運動時の安定性
実際に長時間の使用と軽いランニングをしてみました。
上の写真の付け方は本当は正しくなくて、アーチ部分が地面と水平になる様に着けるべきなんですが、 私の耳の形状の問題なのか、どうしても下向きに落ちてしまうんですよね
長時間使用時の不快感は全くない
イヤーカフ型なだけあってやはり装着感はいいですね。半日つけっぱなしでも全く不快感はなかったです。
ただ、私の場合は耳にはめてもなんだかゆるい感じがして、体の動きに応じて動く点は気になりました。この点は下↓で詳しく触れます。
スポーツ利用時の安定感
基本的に肌への設置面も少ないので汗などによる蒸れも気になることはなかったです。
ただし、私の耳の形状問題なのか凄くゆるくて上下に動くんですよね。
軽いランニング程度ならそこまで気になりませんでしたが、長時間のマラソンやワークアウトの種類によってはかなり気になる人もいるかもしれませんね。
アプリ「PeatsAudio」の使用感
上でも書いた通りアプリはカスタマイズ項目も多く、非常に使いやすいです。
アプリでできること
- タッチコントロール無効
- ゲームモード
- ムービーモード(空間オーディオ)
- ダイナミックEQ
- 本体コントロールのカスタマイズ
- EQ設定
- 本体のアップデート
また、イコライザの設定もアプリ側でかなりしっかり効くので、好みの音に近づけることもできる点も評価が高いですね。
このアプリは本当に出来がいいですね!
誰にとっても非常に使いやすいアプリだと思います。
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)のがオススメな人
- 1日中イヤホンをつけた状態で過ごしたい人
- コスパも譲れないけど付け心地と音質も妥協したくない
- とにかく使いやすくてコスパのいいイヤホンが欲しい
このような人には非常にオススメできる機種だと思います。
もちろん、細かい音の解像感やさらなる臨場感などを求めるのであればHUAWEIのFreeClipやBose Ultra Open Earbuds などの方がいいですが、この機種なら価格は半分以下なので選択肢としては十分ありだと思いますね。
CCイヤーカフイヤホン(PearlClip Pro)はコスパ最高のイヤーカフ型
- かなり音質が良く調整することで自分の好みに近づけることもできる
- マルチポイント対応
- 非常にコスパがよく1万円を切る価格
- 左右の区別がないのでケースへの収納が楽
- 耳へのホールドが弱く位置が安定しないため耳の形状によって音質がかなり変化する
- 意外と本体のサイズ感がある
- 説明書が見にくい
- 本体の充電部位とスピーカー部位の区別がつきにくい
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イヤーカフ型のイヤホンとしてはここまでの完成度でこの価格帯のものは今までなかったので、コスパ重視の人には非常にオススメできる機種だと感じました。
しかしながら、ホールド力の面だったり細かい点で気になるポイントはいくつかありましたので、屋外でのワークアウトなどでガッツリ使いたい人には少しオススメしにくいかなと感じました。
しかし、自宅の中などで使う上では非常に優秀な機種なので、長時間の利用をする人にはぜひ検討してみて欲しいですね。
それでは、良いお買い物を!
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